夢があって、仕事に一生懸命で、家族もあって愛もあって、
ラブって言っても 恋!って感じじゃなくて 本当に深くて優しい愛。
そして信頼と絆。
そういうものが作品全体に満ちていました。
えっちは必要最低限って感じです。でも この暖かいカ
ップルを描くには、全くもって十分だったと思います。そういう部分で繋がっていないと言うか。
普段はあまりそういうシーンが無いとご不満になるのですが、今回は全く思いませんでした。お話自体に没頭しました。
主人公の世界観がぶわぁっと溢れ出てきて制作欲が爆発するシーン、めちゃくちゃ感動しました。実は「わりとシンプルでよくあるな絵」と思いつつ読んでいたのですが、
あのシーンの迫力、絵の綺麗さ緻密さ、鳥肌が立ちました。むしろそれまでの絵とのギャップで より「主人公から湧き出てきたイメージ」の美しさが際立ったと思います。
作者様は人物よりああいう「自然」とかを描くほうがお得意なのでしょうか。もし意図的なものだとしたら更に鳥肌ですが…。
とにかく全体の構成もテンポもテーマも、完璧でした。素晴らしいです。
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