はじめてのエチって、見ている方もときめきますよね。
その初Hのアンソロ。アンソロには幕の内弁当のイメージがあって、自分なりにMVPを選んで楽しんでます。
この本ではお一人30頁程の中にギュッと先生方の初エチに対する熱い想いが込められ
ていて、今まで読んだアンソロで一番満足できました！今新刊が出ている宮田トオル先生の美人な黒髪カフェ店員くんが中々手を出さない＊でも実は劣情を抱いてて…な話(「だいすきちょー好きやっぱ好き！」)もかなり可愛くて、幸先いいなあ、と読んだ2作目鶴亀まよ先生の「10MINS」。同じ大学、同じコンビニでバイトしている対馬君と早坂君CP。この２人の間で交わされるセリフ「ちくわときゅうり感情移入できるのはどっち？」……。読んだ瞬間「ちくわときゅうりの感情って？感情がないものに感情移入するって、哲学的な話…？」と、一瞬ポカンとしてしまったのですが笑、実はこれ、男の子同士だからこそのポジションどうする問題についてのやり取り。だから「見立て」なわけなんですがあの四つ切りにしたキュウリで、先生が描いたイメージと合っているのかが気になる。次のコマの「ちくきゅう」の手書き文字にヒントがあるかもしれないと「＃ちくきゅう」で検索かけたら「…っ！！！な、なにー！」ちくわにキュウリが1本丸のまま入り、輪切りになって陳列されている画像がズラっと出てくるではあーりませんか！(一瞬でいいから画像見てもらえたら嬉しい)
鶴亀先生が描いたイメージはこれかあ、と思いつつ笑いを堪えるのが大変で。これはちくわしんどいわ。
このお題を出した対馬、自分の発案で10分毎に主導権を握る設定にはまり、ちくわの気持ちを味わう事になるのですが//∇//))、２人で溶けるように求め合う姿がエモい。凄い、30頁でこの満足感。天才か…。
まさか郷土料理でエロに着地するとは、BLって凄い。私にとってのMVPは鶴亀先生でした！ちくきゅうの写真がツボにハマってしまい、今変なテンションなんです。ごめんなさい！割引&還元使うと良い買い物になると思います！
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