最初は興味本位で覗いた本でした。
本来、学校物のストーリーというのは、先生が特殊能力を持っていたり、タコみたいな姿だったり、喧嘩が強くて生徒をまもるだったりするのですが、どれにも当てはまらず歪んだ正義なのか、はたまた誰かにとっては本物の正
義なのか、真偽すら分からず、全てを疑ってしまうような作品でした。
また、男ではなく女の方が、復讐や嫉妬の気持ちが強く狂気な言動に走ってしまうというリアルさも兼ね備えており、人間の本気の怖さを体験できる一冊だと思いました。
クラスのカーストでは、大まかに分けると強者、弱者の2種類になるのかなと思うのですが、その2つを超越した存在の可愛い先生により魅力を感じてしまいます。
新作も楽しみにしてます!
もっとみる▼