フェチのお話かと思ったらそれはきっかけに過ぎなくて、BLあるあるのシリアスな展開でした。
あるある話なのに高評価なのは、とても読みやすかったことと(ストレスフリー!)、絶対に裏切らないだろう一途な攻めくんが良かったからです。
その攻めく
んのキャラ立てが、少しだけ面倒くさいけれど恋愛に関しては逆に安心感に繋がっているのがとても好感を持ちました。兄との対比でさらに良かったよ〜と思わせてくれます。(でも兄も悪い人ではありません)
受けくんは、適度な可愛さと健気さと真面目さがバランス良く、ついつい自分と重ねてしまいたくなってしまう、てかこうありたい自分なのかもしれません。
「乳首のこだわり」という興味を惹きつける取っ掛かりとタイトル。
ブレない好感度高めのキャラクター。
一途大好きな読者をターゲットにしたこと。
1話からえっちシーンを入れつつ、心情の変化とともにえっちも変わっていくのを読める。
受けくんの心の傷の回収、2人の軽いすれ違い、当て馬の役割、感動の告白シーン等々、どれもこれもひとつの作品を丁寧に愛して、キチンとプロットを立てて描かれたのだな〜と思いました。
修正はアウトライン、細白短冊、蛍、ライトセーバーとまちまちです。ぷっくりアナがメチャエロでした。
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