☆は4か5か迷いました。「すーっごく好き!」って引き込まれるところと、「うーん、オシイ!」って思ってしまうところがあるのですが、総合的に見て☆5!です。近頃、「えぇ!これがデビューコミックスなんだ!」と驚く出会いが続いています。うれしや、う
れしや。
理工学部新米准教授の水谷と水谷研究室配属希望学生の天使(あまつか)のお話。
まず、表紙の細目に惹かれました。細目・糸目好きなんです。その読めない表情、お腹の中で何考えてるのか分からないのがいい〜。そして、開眼したときに変わる印象とか、語る目とか、糸目好きにはたまらないのです。って、天使は糸目じゃなかったし、なかなか饒舌な目でした。でも、好き!
ストーリーは勢いがあって、テンポも良くてグイグイ引き込まれます、が、ちょっと無理があるというか苦しい展開だな〜と思うところもありました。野球の流れとか強引かな…。最終的に種明かしされますが、天使の言動も分かりにくいところがあったり、つじつま合わせが微妙に感じたりもするのですが、「面白い!」と相殺です。
一つのこと(今作では研究)に夢中になる人にとても惹かれます。無邪気に研究に没頭する2人の姿が良かったし、巻き込まれてる灰田教授にウケました(結構研究にページ割いています。あまり好みじゃない方もいらっしゃるようですが、私は好きです)。
そして、散々好き勝手に水谷を弄ってきた天使の「シたい」と請う姿にギューン!そこからの激しい2人の姿も良かったです。特に、描き下ろしはオチも含めて最高でした。さすが悪魔のような天使!笑。その顔、最高w 絵も力強くてきれいだなと思います。今後も楽しみな作者さんです。
もっとみる▼