個人的大好きな作家さんたち新刊電子同日発売シリーズ第4弾、だだん、熊猫先生の初ファンタジーです。
熊猫先生は作品によって絵柄を変えていらっしゃるとのこと、ふよふよ絵が多い同日発売のmilk tea番外編と比べると一目瞭然、とにかく絵が美し
く本気で美形を描かれていて目の保養。元々描き込み多い作者さんなのですが、この作品に至っては、表紙からわかるように空白恐怖症なのかもと思ってしまうくらいに作品全般に渡ってみっちりアラビア風の背景衣装装飾が描き込まれていて、「乙嫁語り」の描き込みで有名な森薫先生大好きな私としては、熊猫先生こちらの道へ踏み込んでくださってありがとうございます〜と心から感謝です。
実は一読してストーリーにピンと来なかったのですが、すぐに再読して、これは作中に出てくる、にじいろのくじらを追い求める旅人のお話が入れ子構造になっている美しい御伽話的BL絵本だなと。寝る前に何度も眺めて楽しむ絵本です。(添い寝して絵本を一緒に読むシーンが一番好きだった。。)
ちなみにタイトルのハビービーHabibiはアラビア語で愛しい人の意味だそうですよ。あとエチエロがメインなお話ではないのですが、最初からヤることはヤッていて、修正激甘細い白付箋だったことを書き添えておきます。。美しい本編の絵柄と素晴らしく合致しておりました。
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