何が最高って、BLじゃないところが最高ですね。これは良い。まだ全部読み終わってないのですが、確実に単行本を集めるので、途中までのレビューを。声にコンプレックスのある主人公、本気で音楽をやりたいのに喉を傷めてしまった夜学の生徒に、コンプレック
スだった声を褒められたことで、何かが生まれていく。青春ですねえ。最高ですねえ。途中で絡んでくる微妙に嫌なモブたちも、リアルな嫌さ加減で大変良いです。作者さんの特性だと思いますが、より面白くさせよう、盛り上げようとする漫画的誇張やデフォルメがない分、フラットなのに真に迫って感じました。すごく良い。中盤から、りゅあくんという中2を煮詰めたようなキャラがメインになってきて、何か危なそうなのに粘着されてるし、たぶん良い話になって終わるんだろうけど、りゅあくんカスホストとかに依存させられて貢ぐダメ女みたい。保護者目線で見てるから、心配でハラハラして夜しか眠れません。
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