新刊作者さん買い。いいっ!これはいい!!!はい、そこの上品スーツ好きの方、必読書がでましたよ。カラー表紙のシュッとスーツを羽織る裾の揺れ!こういう瞬間切り取ったシーンから既に目がハート。絵もとても上手な作者さんでスーツ姿はほんと眼福、綺麗な
スーツ男子ふたりに目が眩む横で、お役立ち看板猫のギンとお隣のギャラリーのおじいちゃんがほっこり可愛すぎーーーこの美と愛玩のちょうど良いバランスが神。
銀座の端にある祖父から継いだ仕立て屋ギンモクセイ、脱サラした35歳の生吹は潰すわけにはいかないと一所懸命なのに売上は右肩下り、焦っていたその時お店にやってきたのがモデルみたいなイケメン灯生(テオ)。この店を立て直してやる俺に賭けろと強い目で言ってくる。こんな奴知らないと思ってたら、あーそういえばー!思い当たってしまったあの晩のこと。。。という、テーラー再生お仕事スーツ眼福BL。キレキレのテオに何も分からずついていく生吹視点で描かれるので、仕事が上手くいくと自分まで嬉しくなる爽快感あります。それでいて後半のラブもしっかりあって満足度激高!あ、脱いだらそうなってたのね!
作者さんもどこかでふたりをまた描きたいって後書きに書かれてましたし、ぜひ続き描いてほしいです!テオの名前の由来には納得ですが、まだ他にも伏線回収されてない気もするし、、1話でチラッとでてきた生吹のコンプレックスや彼の両親の話とか。
あと、まだ他の方のレビューで触れられてないようなので思いきって書きます、需要あるはず。下巻のエチシーン、あれの修正ほぼゼロですよ。描き下ろしで一部分だけ発光してるくらい。すっごく上手に自然に流れるように描いてて、全く気分が削がれない、素晴らしい描写テク。上巻描き下ろし4ページ(1話と2話の間の話)、下巻全170ページで本編は142ページで終わるけど、残り28ページ中、あの人とのマウントとり合戦とエチエチ描き下ろし18ページ+電子描き下ろし2ページ+カバー下後書き2ページだから、上巻はともかく雑誌連載で読んでた方も下巻は単行本買うのが良いですよ。描き下ろしのマウントとり爆笑からのエチの流れ、1話のテオ登場のイメージからは想像できない彼の一面が見られてうきゃ〜ですw
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