5年前ある施設で出合った、ハルと蒼馬の物語――。
「カレノドロイド」あたりから、以前の作品と比べるとかなり絵のタッチが変わっています。
でもどんなに絵のタッチが変わろうと、石原理先生の作品は石原理先生の世界でした。
すごか
った。
重厚で圧倒的なストーリー。
BLとしては、かなり切なく苦しいです。でも深い。特に受攻に関しては、最初驚いたけどその理由に気がついたとき茫然とした。そこに二人の底なしの絆の深さを感じ、胸がギリギリ絞られるような気がした。痛い、切ない、苦しい、愛しい――。
花も嵐も踏み越えて、崖っぷちを全速力でつっ走る二人、すごかった。この作品は忘れられない作品になりそう。ずしっっ…と胸にくる作品。236ページ。
9/4までセール中。
もっとみる▼