人外アンソロで1話を読んでから、すっかりハマりました。
人外とオメガバ、どちらもストーリーが進むうえでスパイスとなる障害があったりしますが、こちらについてはオメガバでの問題だけでしたね。
人外については、むしろ動物の特性が小ネタとして描
かれる程度なので、人外と人が自然に暮らしている世界線で安心して読めました。
極道蝙蝠さんの溺愛っぷりには惚れ惚れします。これぞ上に立つ者の振る舞い。
それをなかなか素直に受け取れないのは、Ωとしての未来に不安があるから。それをどう乗り越えていくのか…そこに外野の思惑が絡んできたりしてドキドキしました。
心の成長の物語としても、BLというエンタメとしても十分楽しませていただきました。
描き下ろしの可愛さは、単行本ならではの醍醐味ですね。
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