akabeko先生の最新作。
今回の舞台はヤクザが運営してる、デスマッチの地下格闘技場が舞台。
そこに堕とされた元ボクサーの龍と、闘技場の管理をしているヤクザ、天馬の物語――。
格闘技、ヤクザ、薬…と、ダークで怪しげな雰囲気はある
のですが、ぞっとするようなハードなシーンはなく、割とサラッと読めました。
全体的に絵も物語も、akabeko先生の作品としてはライトテイスト。そつなく綺麗にまとまっています。とても読みやすい。166頁…あっという間に読了。
数か所モーレツにツッコミたいところはあったけど、サクッと楽しめました。
自分は「四人のにびいろ」みたいな、血まみれドロドロな世界を期待していたので、少し物足りなさを感じたけど……。
それでも読み終わった時☆4.7以上の面白さと読み応えを感じたのは、さすがakabeko先生だなとも思ったり。
そしてエチは安定のエッロエロ…。
コンパクトにまとまっていながらも、akabeko先生のカラーが出ている、エンターテイメントな作品。私は好きでした。
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