ヤマシタ作品のなかでも大好きな話です。
〜高校から10年の付き合いの遠田と押切。7年前にたった一度だけふれたことを口にしないまま進めない2人。もどかしいけど、2人の気持ちが丁寧に描写されたモノローグに引き込まれました。つき合うように
なって、押切をめんどーだと言う遠田は幸せそうでした。
〜画材店の佐方、佐方を口説くデザイナーの芥、佐方の従兄で芥の後輩の恒夫。偏屈でドS攻めな芥だけど、佐方を好きな気持ちはピュアで健気で、佐方がカワイいと思ってしまったのも頷けます。佐方と恒夫の芥評"ノイローゼの変態"には笑いました。
この雰囲気好き。好きと言ってくれない、言わせてくれない"さぁ"は本当にドSです(笑)
強面だけど檸檬カワイい。おカマだけど、バリ立ちで変態ドSな英介サイコー! この話もたまりません。
13年来の友達久世に告白した岸本の期待と苦しさが伝わって来ました。メールが久世からだったらいいな。
つき合い始めのくすぐったさがありますね。でも、朝から牛丼って…
淡々と悲しい話でした。尾坂の想いが木路に届く保証はないけど、それでも生きている時に伝えさせてあげたかった。スピカは遠すぎます。
もっとみる▼