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BLコミック
ライオンハーツ【単行本版】
1巻完結

ライオンハーツ【単行本版】

920pt/1,012円(税込)

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作品内容

これは2匹のライオンの物語。


「好き」って気持ちからは
どうしても逃げられなかった――。


小さい頃に結婚の約束をした
幼馴染みの礼央と獅子丸。
しかし、男の子同士は”いけないこと”と教わり、
その気持ちに蓋をしたまま時は流れて、
あれから10年――。
高校生になった2人は別々の学校に通っているけど、
帰り道はいつも待ち合わせ。
ともに過ごすその時間が1日の中で一番の幸せだった。
でもそんなある日、
女子と歩く礼央を偶然見かけてしまった獅子丸。
ずっと見ないように蓋をしてきた気持ちが騒めきだして……。

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • ライオンハーツ【単行本版】

    920pt/1,012円(税込)

    これは2匹のライオンの物語。


    「好き」って気持ちからは
    どうしても逃げられなかった――。


    小さい頃に結婚の約束をした
    幼馴染みの礼央と獅子丸。
    しかし、男の子同士は”いけないこと”と教わり、
    その気持ちに蓋をしたまま時は流れて、
    あれから10年――。
    高校生になった2人は別々の学校に通っているけど、
    帰り道はいつも待ち合わせ。
    ともに過ごすその時間が1日の中で一番の幸せだった。
    でもそんなある日、
    女子と歩く礼央を偶然見かけてしまった獅子丸。
    ずっと見ないように蓋をしてきた気持ちが騒めきだして……。

レビュー

ライオンハーツ【単行本版】のレビュー

平均評価:4.7 106件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 何度読んでも泣いてしまう
    ピチ子さん 投稿日:2024/4/17
    レビューで内容見ないで読んだ方が良いと思います。何度も読んでますが、毎回泣けてくるので、一人でしっぽりどうぞ。短編でも良いので、その後のお話と、二人を見守ってくれる人々のお話も読んでみたいです。

高評価レビュー

  • (5.0) 弱くて傷ついた、勇敢な魂を讃えたい
    ぴひこさん 投稿日:2023/5/5
    【このレビューはネタバレを含みます】 数年前に他サイトにて連載作品の更新を楽しみに読んでいました。ある時更新されなくなって(6話までは読んでいました)、続きはどうなってしまうのだろう…と、とても気になっていた作品でした。この度の単行本化、本当に嬉しく思います。 7話以降を知らないままでしたので、途切れていたところからの二人をどう立て直されるのか(あるいは立ち直れないエンディングがあるのか)、不安な思いも抱きつつじっくり読ませていただきました。 対照的なふた組の親の描写があります。 礼央の方は包み隠さず何でも話していて、親も柔軟な対応ができる人。 一方の獅子丸は…。 以前読んで、途中どうしても許せないセリフがあって…当時も憤っていたのですが、やはり今回もモヤモヤしました。 真宮家はお兄ちゃんフリーダムだけど、兄弟仲も良好でいいんです。それなのに、なのに、おかん! 手が掛からなくて助かるなんて言われて育てられた子は、手が掛からないように気遣いながら生きようとするんです。獅子丸がちっちゃな頃から、ずーっと自分の価値観を押し付けながら育ててきたでしょ。クラスの子を平気で問題児なんて言う教師も信用できない。 獅子丸の心が弱いのだとしたら、そんな風に押し付けられた価値観と自分の本当の気持ちとに板挟みになってしまったからに他ならない。 作者の三田先生も、なんで2人だけが頑張らないといけないのかと、途中から腹が立ってきたと書かれていましたね。もちろん、親も獅子丸を好きだったクラスのあの子も、物語の中で必要なキャラクターづけであったとは思いますが。 少なくとも、置いていかれる人の痛みが分かるような、相手に寄り添う気持ちを持てるような、そんな子育てをしていれば…と何度も思う。 私も反面教師にします。 この先の2人には、逆風も吹くけど応援してくれる人もいる。 そう、ひとりぼっちじゃないからね。 7話の扉絵、カワイイですね…。物語の流れを思うと、涙が出てしょうがないんだけどね。 続きを読む▼
  • (5.0) 可愛くて切ない
    chocoさん 投稿日:2023/5/3
    【このレビューはネタバレを含みます】 大好きな作家様買い。Web連載で最後まで読んでいましたが、新刊にも使えるクーポンで即買いしました。現在僕らの食卓がドラマ化されていますが、その優しい路線を受け継いだ男子高校生のお話しです。先生のお人柄なのかとても優しい世界健在です。だけど外からの防ぎようのない偏見や噂に逃げたり閉じこもったり主人公の獅子丸は翻弄されます。今までずっと考えないようにしてきたことに真っ正面から向き合わなくちゃいけなくなって逃げてもがいて苦しみます。切ないです。でもそれ以上に礼央の気持ちを考えると獅子丸頑張れ!礼央を一人にするなー!って泣きたくなります。そういう困難を一人なら逃げるしかないけど、閉じ込もって聞かないふりするしかないけど、二人なら頑張れる、頑張りたいって歩き出すまでのお話しです。終始優しい世界なんだけど切なくて泣けてくる場面が何度もあります。礼央のお友達のゆかりんはとても正しい。正しいことを貫くには勇気がいる。弱虫なライオンが勇者になるまでを切ないだけじゃなくてキュンキュンしたり、ドキドキワクワクハラハラしたりしながら応援できます。細かいエピソードは読んでみてのお楽しみなんですが、獅子丸と礼央、どちらも初恋なのが愛おしいです。自分はおかしいのかな、誰でもいいから女の子と付き合ってみようかな、なんてありがちな道の踏み外し方しません。ただただずぅっと好きだった二人が気持ちを確かめあってこれからも一緒にいるって決心するまでのあれやこれやが宝石箱のように詰め込まれた作品です。一人でも多くの方に(BL好きじゃない方にも)是非読んで頂きたいです。描き下ろしは少なめですが大満足の一冊です。 続きを読む▼
  • (5.0) こういうのを、純愛と言いたい
    うめさん 投稿日:2023/5/8
    【このレビューはネタバレを含みます】 「男の子同士は結婚できないから、好きになってはダメ」幼い初恋に、母親の言った言葉が、ずっと重しのように乗っかっている獅子丸。礼央への気持ちは、宝箱の中に封印して、礼央とは特別仲良しの「良い友達」。高校が違っても、帰り道で待ち合わせる。それが至福の時間。でも、深いところにある礼央への気持ちは、見ないように過ごして来たのです。その、微妙な友達関係は、礼央の告白で、動きだします。子供の頃は素直に言えた気持ち、子供ではなくなる中で、いろいろ知る現実に、獅子丸はとっても臆病です。社会に突きつけられる現実から、一度逃げ出して、恋人になった礼央を深く傷つけます。確かに、礼央の友達ゆかりんが言うように、獅子丸は加害者になってしまったのかも。でも、責められないよね…。同性愛に向けられた嫌悪に、怯えても普通だよね。二人ともまだDKで、大人や周囲に翻弄されて、たとえそれが善意から来ていても、傷つけられたり。二人を見ていると、なんだか、頑張って強くならなくても、いろんな事に少しずつ折り合いをつけて、大人になっていけばいいんだよ、と思う。獅子丸が、礼央への気持ちを諦めなくて良かった。と言うより、諦められない自分を、認められて良かった。ずっと、仲良しでいてほしい。そう祈らずにはいられない、可愛い二人でした。 三田先生の描く優しい BL。なんか、どうしても陽だまりみたいな世界になるんですね。好きだなぁ。 続きを読む▼
  • (5.0) 作家さま買い
    めえさん 投稿日:2023/5/3
    【このレビューはネタバレを含みます】 一生読める作品しかない三田織先生。今作も、これからずっと何度も読み返すんだろうなあ、と思いました。 小学校からのおさななじみ、出会った頃からおたがいが大好きなふたりのイノセントな恋のお話。 礼央の勇気で早めに両想いにはなります。 ふたりでいるときのお互いの表情やじゃれあいが本当にかわいい ただ、序盤からチラチラフラグ立ってたので、フワフワなかわいいだけの話ではないだろうと思ってたらやっぱり 礼央のライオンでありたいと思うしーちゃんの、だけど世間という、姿は見えないけど大きくて怖いものに負けてしまうところから涙が止まらんかったです。 学校で騒ぎになる、みたいなエピソードはなかったので、あの女子たちは学校で言いふらさなかったのかな、それなら良いな。。 好きだから傷ついて、好きだから許す礼央がやさしくて強かった どれだけ泣いたろうと思ったらもう>< でも悲しいことがあった分だけ優しい人たちがいてよかった! 何も聞かずにバス代出してくれるしーちゃんのお兄ちゃんやお母さん、礼央を受け入れてくれた先生たち。 まだ大人じゃなくても、人生の大きな局面てやっぱりあって、それを子供だからと流さずに助けてくれる大人って本当に素敵。 そしてゆかりんもすごく良い子でした 三田織先生の作品、やっぱ好きだなー 続きを読む▼
  • (5.0) リアルなふたり
    ももろーさん 投稿日:2023/5/18
    【このレビューはネタバレを含みます】 好きな作家さんであり、pixivで凄く好きな作品だったので纏めて読みたくて購入しました。とても切なくてでも幸せで、でもやっぱり切なくて…… 何処かに存在していそうなふたり。子供のふたりが可愛いくて可愛いくてレオの方が家庭環境とか周りの状況がちょっと特殊で、一歩を踏み出す勇気が出せたのでしょう。対してししまるは割と一般的な環境でしかもお母さんがちょっと……な感じだったから余計に周りの目というか評価というか、そういうものに敏感だったんだろうな。高校生のふたりが傷付いて悩んで苦しんで…訳も分からずひとりにされたレオにも、怖くなって逃げてしまったけど何も手に付かなくなって髪も伸び放題のししまるにも胸が痛みました。レオの先生カップルも切ない……。ししまるとレオのその後のお話は読みたいけど、そうなると先生カップルの先が怖くて……つらい。奇跡的に新薬がぴったりはまって治療しながらも普通に暮らせている…という未来なら良いな(家の母はそれなので)ちょっと話がずれたけど、どうかししまるのお母さんには『生きていてくれるだけでいい』と思った気持ちを改めて胸に置いてもらって、ふたりが大人になっても傷付かずに一緒に居る事が出来ますように。そして、出来ればそんな姿を読者に見せていただけたら嬉しいです。 続きを読む▼

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