1話〜6話が表題作で、野田くんが元ノンケの是枝くんの気持ちを想像して、せつなくなったり、元カノとヨリを戻すんじゃないかと苦しくなってもがいたり。
是枝くんも野田くんの元カレの存在を、お互い男か女の違いはあっても初めて誰かと付き合うわけじゃな
いから過去は気にしないって言いながらも、やっぱり妬けたり。
恋愛にスレてない二人のやり取りがドキドキして良かったです。
7話は野田くんの元カレの初恋の話。遊び人っぽい登場でしたが、こんなにウブな時代もあったんだ、と。
8〜11話は一途なガングロ後輩と攻なのに受になる先輩の話。体育会系の二人ゆえのオチが笑えました。
12〜13話はみなしごの少年と犯罪に手を染めている青年の話で、自分にずっとついてくる少年の手を振り払いきれない青年の寂しさが私的にはツボでした。刑事さんが来て悲しい別れかと思いましたが、二人の未来を感じるラストが好きでした。
14〜16話はサラリーマンの先輩(上司?)と後輩の話で、お互いの気持ちをはかりかねて、どうやって距離を縮めたらよいのかわからず、あと一歩!がんばって!と応援したくなる話でした。
全編登場人物が恋愛に純粋で、ハッピーエンドです。癒されました。開いてるドアから失礼しますよが大好きな方には絶対オススメです!
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