出版社の熱血営業マン飯島と古書店店主&翻訳家日下の再会ストーリー。
子供の頃から内向的で自分の世界に篭っていた日下が、飯島の熱い心に出会い、徐々に甘くほどけていく展開や、刺すような冷たい日下の瞳に、どうしようもなく惹かれていく飯島の心
情表現が上手いです
15話で素直にとけてく日下の甘さ、飯島の溺愛っぷりといったらも〜
いつもながらユギ先生の人物描写にはまいります
16話からは、日下の留学先でルームシェアしてた長谷川くん(誰彼なく愛想振りまいちゃう天然タラシの出版社編集)と彼に一目惚れした美形な上野さんのストーリー。
二人の関係だけでなく、彼等の過去の思いもきっちり描かれていて、話数は短いけど読みごたえあります
好きですね、このカップル(普段クールな美形の上野さんが、怒ると野郎に豹変するという個人的なギャップ萌えです)
身近に感じる人間くさい登場人物、略すと点と線になっちゃうギャグ顔、いちいちツボにはまるアドリブのような手書きの台詞、笑えて泣ける大好きな作家さんです。
数年前は、何を描けばいいかわからなくなった時期もあったそうですが、(最近は原作ものやBL以外の作品も見かけます)どんなジャンルでも、人間を描いた素敵な作品を期待してます。
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