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窓辺の君
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窓辺の君

619pt/680円(税込)

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作品内容

美しい君に恋をした。「俺、せんせーに興味あって」見ているだけで楽しくて、私の恋はそれで充分だった…はずなのに。「してやるから、もう喋るな」30代半ば、ゲイであることを卑下している内向的な大学助手が明るくおバカで遊び慣れた大学生に片思い。ずっと憧れだった彼が突然目の前に現れ、外見と中身のギャップに愕然とした上に想像もつかなかった交流がはじまってしまった。

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  • 窓辺の君

    619pt/680円(税込)

    美しい君に恋をした。「俺、せんせーに興味あって」見ているだけで楽しくて、私の恋はそれで充分だった…はずなのに。「してやるから、もう喋るな」30代半ば、ゲイであることを卑下している内向的な大学助手が明るくおバカで遊び慣れた大学生に片思い。ずっと憧れだった彼が突然目の前に現れ、外見と中身のギャップに愕然とした上に想像もつかなかった交流がはじまってしまった。

レビュー

窓辺の君のレビュー

平均評価:4.4 34件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 普遍と懐古
    山田さん 投稿日:2024/1/11
    同性愛という恋愛に於いての認識がだいぶ変わった?幅広くなった?と思われる今読んでも伝わる「想い」が詰まってます 変わらぬ「恋」と「愛」への想いを感じる珠玉の短編集 もちろん絵柄なんかは味のある感じですがそれも含めて浸れる作品集 雲田先生のデビュー作です もっとみる▼

高評価レビュー

  • (5.0) またまた心を動かされてしまった
    みりみゆさん 投稿日:2021/10/31
    作者買いしている雲田先生の短編集。雑な線のない、味わいるある絵柄に柔らかな身体のライン、そして6つのCPのそれぞれ単調でないストーリーが味わい深い。これが初コミックスとは。そういう目で読み返すと高い完成度に驚く。 特に心に残ったのは 、写真家黒木礼と付き合っている助手野々瀬が、礼のかつての恋人で別れを告げずに行方をくらませた石渡青二からの受賞祝いの葉書を伝手に探しに行った顛末を描いた「あなたには言えない」。青二が礼にだけ見せる色気のある目が全てを物語っているような、と思っていたら、次の「だいだい色に溶け合う」が2人が付き合っていたときを描いた作品で歓喜。 礼の魔性の色気に、依存し合うように溺れていく青二。既に結末を知っていると、二人の想いの深さと、相反してそれが刹那的なものであることに心が動かされる。青二、言えなかった気持ちも分かるけど、愛する人から何も告げられずに姿を消されたら、ずっと想う気持ちは残ったままなんだよ、愛の呪いのように、と、青二に声をかけたい気持ちになる。最後にファインダーを覗いている青二と被写体になっている礼の気持ちの食い違いが、見ていて切ない。青二はこの時点で身の振り方を考えていたんだろうな、と。うーん、余韻の残る良作。 最近、感染症も収まってきたけど人とのコミュニケーションは以前のようには戻っていなくて、平日は心を擦り減らすことも少なくない中、自分にとって良い作品とは日頃動いてない心を動かされる作品なんだなあ、とこの短編集を読んで実感した。 余談ですが、子供たちに聞いても、みんなマスクにオンラインで恋愛につながるような出会いやきっかけがないらしい。自分は2次元で心が潤えば充分だけど、結構シリアスな問題のように思ったりして。 もっとみる▼
  • (5.0) 結ばれなかった恋って何で心に残るのかな
    salmonさん 投稿日:2020/10/22
    【このレビューはネタバレを含みます】 6CPのお話が入った短編集です。「あなたには言えない」と「だいだい色に溶けあう」がすごく心に残りました。「あなたにはー」は8年前に何も告げず行方をくらました元恋人に会いに行くお話で「だいだい色ー」は行方知れずになる前のお話でした。学生にも関わらず天才肌のカメラマンとして名前が売れはじめている礼とモデルの青二、礼は設立する事務所で一緒に働くことを青二に求めるのですが、父の病気により家業を継ぐことを期待されていた青二の心は揺れます。青二が礼と一緒に生きていく道を選べなかったのは自分が弱過ぎたせいとしているのが悲しかったです。8年ぶりに会った2人にはもうそれぞれの居場所がありました。「あなたには言えない」で礼との別れ際に、震える青二の手が礼を抱きしめる様子に青二の言えない言葉がこめられているようで胸が苦しくなりました。「だいだい色に溶けあう」を読むと青二の気持ちが伝わってきてより一層つらくなります。橋の上からずっと青二を見つめていた礼、どんなに会いたかったことでしょうか。帰りの電車の中で車窓を眺める礼はようやくこの恋にピリオドが打てたようでした。魂の片割れのように愛し合っていたのに2人はもう...。どうにも引きずってしまって、困りました。2009年5月 総198ページ 修正=見えない構図。 続きを読む▼
  • (5.0) 味わいありますね
    トルコキキョウさん 投稿日:2011/10/20
    この作者さんのインタビューを読み、早速デビューを読みたく購入しました 表題作がデビュー作品ですが、1度も投稿経験が無いとは信じられない程味わいある作品でした。絵もアシスタント時代に教わったとはいえ、若干オトメを感じるキャ ラもありましたが、でも裸体は女性を感じませんでした。私的には。。。 短編集ばかりでしたが、どれもこの作者さんの味が出ており、センスもあり良かったのですが…最後の終わり方がある意味ヤラレタ感がありました ……で? あぁ〜 もうちょっと描いてよ的なものを感じる作品もありましたね 内容としてはどれも本当によかったのですが、個人的には表題作話と最後のカメラマンの元彼を今彼と一緒に訪ねるストーリー話とその元彼と付き合っていた頃と離れるか迷ってるストーリー(元彼目線)話も堪んなかったです 無料版で絵柄が問題ない方はどうぞ 今後の期待も兼ねて5つ点けました ………で 2nd『野ばら』の配信も宜しくお願いします(ペコリ) もっとみる▼
  • (5.0) 愛しい短編集
    kouさん 投稿日:2021/10/10
    雲田先生初コミックスは短編集。どの作品も愛しい人たちでした。 登場人物が誰も彼もみなちゃんと生きていて、この人たち、生みの親の雲田先生に愛されてるんだなぁって胸が熱くなるほど。ゲイとノンケ(バイ?)のままならぬ恋に泣いたり笑ったりでした。 表題作、「窓辺の君」に焦がれる大学講師に、なんだか泣いてしまった。窓辺の君は雲田先生の設定では実家が牧場らしいんですけど、遠目に見るのとは違って開けっ広げで、あーそんな感じ!繊細な薔薇を作る彼を大事にしてね。 胸が痛んだのが「あなたには言えない」とその過去編「だいだい色に溶けあう」。これは大好き。結ばれなかった2人。どうにも出来なかった恋。 主人公たちが読み手の心に優しく住み着く、素敵な短編集です。あとがきで先生が「まんがの国Japan」って書いていらして。本当にそうだなぁって幸せな気持ちに。 もっとみる▼
  • (5.0) なんてBLだっ!
    ポーさん 投稿日:2013/10/10
    雲田はるこさんのBL作品は猫っ毛でハマりました。こちら初コミックスとのことですが、レベル高すぎw どの話もちょー好き!!絵もキレイ!!すきな作家さんでも短編集だと、ちょっとイマイチ…なんて思う作品があったりするものですが、これは…!すごいよ かったです。(表現に乏しすぎるw) 雲田さんの作品はカップルではじまってたり、片っぽがゲイだったりするので、無理やりな展開に感じることがないストーリー展開が好きです。色んなカップルがいて、似たり寄ったりがないのがすごい。「あなたには言えない」からの「だいだい色に溶けあう」この二作品の並びヤバイ。何コレ。すげぇ。。青二いいね。だめだけどいい。野々瀬くんと礼のお話も見たかったですね!雲田さんいつか描いてくれないかなぁ( ^ω^ )雲田さんの描く絵とか雰囲気が良いな〜と感じたら間違いないですよ☆ もっとみる▼

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