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嘘つきは紳士のはじまり 1巻
1巻完結

嘘つきは紳士のはじまり 1巻

600pt/660円(税込)

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作品内容

医学生のジョナサンは付属病院から向精神薬持ち出し、学生たちに売りさばいていた。それに気づいた担当教授ポール・トーマス・ハスキンスは公表しないことを約束する代わりに身体身体を差し出すように迫ったのだが…。一晩限りの関係から始まった教授(妻子持ち)と教え子の恋の駆け引き。クール&スタイリッシュな筆致で描く松尾マアタ初単行本!!

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  • 嘘つきは紳士のはじまり 1巻

    600pt/660円(税込)

    医学生のジョナサンは付属病院から向精神薬持ち出し、学生たちに売りさばいていた。それに気づいた担当教授ポール・トーマス・ハスキンスは公表しないことを約束する代わりに身体身体を差し出すように迫ったのだが…。一晩限りの関係から始まった教授(妻子持ち)と教え子の恋の駆け引き。クール&スタイリッシュな筆致で描く松尾マアタ初単行本!!

レビュー

嘘つきは紳士のはじまりのレビュー

平均評価:4.6 47件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 完璧すぎて映画を観ているよう…
    冬眠中さん 投稿日:2023/9/26
    【このレビューはネタバレを含みます】 医学生ジョナサンと大学教授ポールの物語(教授×学生) 「嘘つきは紳士〜」→「あやまちは紳士の〜」→「A Midnight Bellboy 」(の中にスピンオフ有。) 物語が面白すぎて、ちょっと理性が… 「アイズ ワイド シャット」の様な世界は、庶民や他人種が入れるものではなく、彼らが通う学校にもなかなか入るのは難しい。それは排他的とかではなく、その人達もダイバーシティの感覚は持っているのだけれど、だけどそこだけは永遠に変わらない世界というか。 ある意味アイデンティティを守る為に、私たちが本能で残したいと思っている世界。それがポール達現代の上流階級だと思うんですね。 そんな世界の青年達は、話し方や声のトーン、立ち振舞いで分かり、決して相手を不愉快にしない柔らかな笑みを浮かべている、それが名家の紳士達で。 作中、ポールの独身貴族の様な生活や、学生時代のポロのシーン、そしてジョナサンを抱きながら妻と娘、家族が大事と言う そこがまさに、ザ「紳士」で(スパダリじゃないんですよ) だから物語を読み始めたら、そう、そこそこ!と、何度もつっこんでしまう面白さなのです(だって紳士は誠実じゃない) なのに心は純粋というめんどくさい生き物…それが紳士。そんなのに愛されてしまった学生ジョナサン(ぷぷぷと笑いながらも気の毒で…) 教授の学生時代の恋人、ダニー。恵まれない彼が何故ポール達の学校で学べたのか、彼の高校時代を想像したら、逆にそんな家庭環境でも優秀な彼だから返済が不用な本当の奨学金が下りたのかな?と(恵まれた家庭の成績優秀者は普通にいても、荒れた家庭の優秀者はそれだけ凄いという人物評価なのかな?と。) 奇跡の様な事がダニーにはあったのに、彼の過去には興味もないポール(笑) 不思議なのは、ダニーもポール達と同じ様にポロをしていて。もしかしたら早くから彼はステファニーとも付き合い、彼女の両親にも公認の仲で援助を受けていたのかな?と。そんな作者が描く緻密なキャラ設定が、めちゃくちゃ良かったです(ポールに宛てた手紙。”紳士”的な冒頭に…すっかり変わったなぁダニー…と。良かった) ジョナサンは士官の息子。ポールの世界まではいかないけれど、父親の社会保障で彼が教えている様な医学部に通えるのかなと。 大学4年+メディカルスクール4年。学費…億て前?と勝手な想像 はぁ、笑いました 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 紳士=クローゼットゲイ。間違った解釈…?
    タコさん 投稿日:2022/12/18
    【このレビューはネタバレを含みます】 ああ〜あぁぁ… こんな良作にまた出逢えてしまえた喜び……! あやまちは紳士の嗜みと合わせて、上下巻といったところ。 新作のミッドナイトベルボーイ短編集が出て、 あやまちは…のあの熱い夜の後日談が一つ、出会編が一つ、おまけ編?が二つ収録。正直、何かしらの決着的なものを期待してる方は落胆かも?何一つ進みませんし、いつもの2人の感じw 他の短編二つも、非常に良かったです。 この先生の絵柄、キャラの動かし方、意外と色気が漂う作画の雰囲気が大好き どこでレビューを書くか迷ったが、 やはりポール&ジョナサンの始まりである本作で残します。 さて、本作は……簡潔に言えば、不倫。地雷の方は回れ右です。まあ、それだけではないから、この作品が心に響いて仕方がない私がいるわけですが。。 医学生のジョナサンと大学教授で彼の担当教官のポールが織りなす大人の恋の駆け引き。 とにかく、あっちこっちに読者を振り回す展開だったりしますw 読み込んでいくと、なかなかに2人の人間臭さにまるで友人になった気にさせられるし、ポールが素敵に見えてしまい不倫節操なし男を応援しだす自分が出てきて大変です。 素敵な奥さんと可愛い娘がいながら、真夜中のアイスクリームを食べることをやめられないポール。 不倫を擁護する気は毛頭ないのですが、クローゼットゲイの辛さ…というか現実(ノンフィクションは知る由もないのですが)を考えさせられるんです。 人生って何だろな…選択の連続であり、要は自己責任なんだけど、何かポールを責めて締め上げてやる!って気にはなれないんですよね。酸っぱさが痛いなぁ…と。 とは言え、家族に悲しい思いは絶対させたくないとか言って次の瞬間には、ジョナサン抱くんか一一一一い?!!ってww いや、そんな展開も2人らしいんですが。 あやまちは紳士の嗜みに至っては、もう… 自分を貫いたポールの兄の同性結婚式にて涙するポールとか…ビシバシ刺さりました。不貞など働かず、誠実に生きているクローゼットの方が沢山いるのだろうから、この作品が地雷の方の気持ちは察して余りあるのですが…。 でも、凄い好きなんだよなぁ。攻めたタイトルとジョナサンをこじ開けたいポールの表紙も。鍵増えとるw もう一人の兄や、夫婦としてのポールなどまだ知りたい事もある。決着を付けない終わり方が、作家さんからの皮肉なんかな…切ない… 続きを読む▼
  • (5.0) クールな関係…
    RYU-SAYさん 投稿日:2011/1/17
    【このレビューはネタバレを含みます】 コレ、はっきり言ってラブラブ甘〜いストーリーではありません 生まれも育ちも完璧な名家のエリート・ハスキンス教授と、医学生・ジョナサンの、タイトル通り嘘やジョーク、騙し合いすらスタイリッシュな、カラダから始まる恋のような、またそれすらもジョーク?とも思えてしまう、何とも不思議なストーリー ですが、ハスキンスとジョナサンのやり取りが本当に痛快で、イヤな感じには見えません(アマアマなラブスキーさんには?かも知れない) 2人のきっかけは『作品紹介』の通りですが、そこからの展開がとても面白く、特にハスキンスの赤裸々な過去が分かる『All Things You Want』での、元カレからの久々なラブレターにキスをしてそれをシュレッダーにかける時の、失われた過去(と髪〔笑〕)は元には戻せない切なさが、現在もすでに守るべきものがあるハスキンスとジョナサンとの関係性にも通じる気がして、好きな話です ジョナサンも男らしくて、ただ愛されるのを待つだけのようなキャラではなく、ハスキンスが仕掛けるゲーム?に、流されていそうで全くそうでない、最後にはきっちりケリをつける所が格好イイ エチシーンはさほど多くはないものの、ジョナサンの表情だとか、結構なお点前で好みです 重いストーリーでは決してありません、結局は不器用すぎて素直に愛を語らい合う事が出来ない2人だからこ―なる…、笑いもちょこちょこあり、絵柄も相まってサクッとご覧頂けます 一応、完結みたいですけれど、この2人の先のストーリーもすごく見たいデスね 続きを読む▼
  • (5.0) 表題作のみ 教授(既婚)×生徒 恋の駆け引き
    nekoさん 投稿日:2019/5/13
    【このレビューはネタバレを含みます】 「嘘つきは紳士のはじまり」〜「あやまちは紳士の嗜み」と続くシリーズもの。大学教授×医学生。教授は既婚者。 ★ 以前に読んだ作品が好みで印象深かった松尾マアタ先生。こちらが初コミックス。スタイリッシュな作風が今作にピッタリすぎ!正直、妻子持ち設定が気になって迷いましたが、読んで良かったです。ジョナサンに恋する教授と、振り回されるジョナサン。まさに止められない真夜中のアイスクリーム…。二人の駆け引きにハラハラドキドキ。切なさと狡さと本音が見え隠れ。軽快なテンポで描かれているので、重苦しさはあまり感じられません(←個人的感想)。続刊「あやまちは紳士の嗜み」は、今作最終回続きより始まりますので、今作が合えばオススメです。描写は見えない感じで。過去話で他の人とのシーンあり。 ★ 「Gentlemen’s Agreement」 付属病院から薬を持ち出していたことが担当教授にバレた医学生・ジョナサンは…。 「Sweet Revenge」 お返し。 「Bless an Angel」 空腹で倒れていたエンジェルと出会ったジョナサンは…。 「All Things You Want」前後編 教授、学生時代のお話。ポール(教授)×ダニエル。 「Get Out of My Room」前後編 話したかったこと。 「Have a Nice Summer Vacation」 夏休み。 続きを読む▼
  • (5.0) 真夜中のアイスクリーム
    ベグさん 投稿日:2021/3/4
    【このレビューはネタバレを含みます】 最初に書きたいのは、続編「あやまちは紳士の嗜み」をセットで読むことをおススメしたいということです(本作が受け付けないとかでなければ)。私は、本作もとても好きですが、ともすれば消化不良感が残るかもしれません。でも、続編の「あやまちは紳士の嗜み」で紐解かれることで、本作の印象も変わるのではないかと思います。 改めて、本作について。私には作画も作風もツボなのですが、何より、言葉と会話のセンスに引き込まれました。実は、ラストも消化不良どころか、"How cool!"と、かぶれてしまうくらい痺れました。妻子あるのに、仕事で1年の半分は別居なのをいいことに、自分の性的嗜好に対してアクティブな教授は、浮気にも不倫にも罪悪感なんて感じている風ではなくて、「真夜中のアイスクリームはなかなかやめられない」なんて、いけしゃあしゃあとのたまって、教え子ジョナサンに手を出すのです。やってることは、ジョナサンの言う通り、最低なのに、なぜか憎めない。これも恋と同じで、理屈ではないのかもしれません。アメリカンジョークを交えながら、コミカルに話は進みますが、恋愛も結婚生活もゴールなんてどこにもないし、正解なんて分からないし、幸せって何だろうと考えさせられます。 続きを読む▼
  • (5.0) 何か素敵ィ〜
    Chocolate Holic.さん 投稿日:2018/2/25
    【このレビューはネタバレを含みます】 ずっと気になってた作品。ようやく読めた もう、淡々とオムニバスっぽく進んでいくんですが、何か引き込まれて、あっという間に読めてしまった 上流階級エリート。教授。妻子持ち。と絵に描いたような男ポール。そんな彼に、大学の薬を持ち出し売買してるのかバレた学生ジョナサン。それを元に、脅し脅され始まる関係。 とにかく教授のキャラが最高やってることは、ゲスなセクハラ行為なんだけど、彼が醸し出す、上品かつスマートな雰囲気が、そう思わせず、素敵な人に見えてくる不思議そんな風に、飄々と生きる彼も、又色々あって、今の人格が形成されてるわけで…。 とにかく、教授が掴み所がなくて、どこまで本気か分からないそれに、翻弄されるジョナサンがお気の毒であり、羨ましいような 何だか、大人の恋の化かし合いを見てるみたいで面白かったこの後、どう進んでいくのか楽しみ 続きを読む▼

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