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作品内容

雄介たちの小学校の運動会当日、健介は頼まれて奈緒子たち親子を磯釣に連れていく。健介は雄介に日本一のマラソンランナーになれと言い残し、出発するのだった。健介が現れないまま、運動会の種目は進んでいった。一方、健介は磯に渡ろうとした奈緒子が海へ落ちたのを助けようとして飛び込む……。日本海の小島・波切島を舞台に、壱岐大介・雄介と篠宮奈緒子の3人が織りなす宿命の愛のドラマ!!

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作品ラインナップ  全33巻完結

  • 奈緒子 1

    630pt/693円(税込)

    雄介たちの小学校の運動会当日、健介は頼まれて奈緒子たち親子を磯釣に連れていく。健介は雄介に日本一のマラソンランナーになれと言い残し、出発するのだった。健介が現れないまま、運動会の種目は進んでいった。一方、健介は磯に渡ろうとした奈緒子が海へ落ちたのを助けようとして飛び込む……。日本海の小島・波切島を舞台に、壱岐大介・雄介と篠宮奈緒子の3人が織りなす宿命の愛のドラマ!!
  • 奈緒子 2

    630pt/693円(税込)

    長崎県学童陸上競技大会に出場し、100m走と、はじめてやった走り幅跳びで非公式とはいえ学童日本新記録を出した雄介。リレーメンバーの6年生4人はそんな雄介を400mリレーに出場させようと、代わりに誰が抜けるかジャンケンで決める。
  • 奈緒子 3

    630pt/693円(税込)

    高校1年生になった奈緒子は高校新記録を作るほどに成長していた。一方、全国中学生選抜大会に出場することになった雄介は東京へ行くとことに。はじめての飛行機にはしゃぐ雄介には、大会出場への気負いはまったく見られない。大介たちが見守るなか始まった大会だが、雄介はグラウンドの芝生で眠りこけてしまう。
  • 奈緒子 4

    630pt/693円(税込)

    再び波切島に帰ってきた奈緒子は波切島高校に転入、陸上部に入部して練習に励む。一方、はじめて負けるという悔しさを味わった雄介はひたすら黒田に勝つことだけを考えて自分を鍛えるのだった。
  • 奈緒子 5

    630pt/693円(税込)

    全国中学駅伝大会への選考会でアンカーの雄介は3分4秒の差をものともせず1位のすぐ後ろにまで追いつく。しかし、体が重くなり抜くことができないでいる内に5mの差がついてしまう。
  • 奈緒子 6

    630pt/693円(税込)

    全国中学駅伝大会当日、波切島北中学の第一走者・本松キャプテンは、雄介から聞き出したアドバイスを守り、優勝候補で先頭を走る船橋第一学園中学に離されないよう、必死で食らいついていく。
  • 奈緒子 7

    630pt/693円(税込)

    全国中学駅伝大会、第3区は追い風の強い3kmのコースだ。小笠原監督は故障がなく、風のある時・ない時のタイム差の少ない佐ー木を抜擢した。
  • 奈緒子 8

    630pt/693円(税込)

    全国中学駅伝大会最終区。心のままに走る雄介と、冷静さを失わない黒田。320mの差を一気に詰めてきた雄介に、黒田は揺さぶりをかける。しかし、父の言葉を思い出していた雄介は黒田の前へ出るのだった。
  • 奈緒子 9

    630pt/693円(税込)

    全国中学駅伝大会、最終区。競技場で競り合う雄介と黒田。肘で走れという小笠原監督の言葉通り、腕を引っ張りあげて走る雄介。残り100m。学校の仲間、陸上部員、母、兄、次ーと雄介の胸に去来する人ー。ともに、一歩でも前へ出たいと必死で走る二人の差はまったくなく、どこが勝負の分かれ目なのか誰にもわからなくなっていた。
  • 奈緒子 10

    630pt/693円(税込)

    権太は雄介が漁師になりたいと行って来ていることを母・和子に報告する。和子はさっそく品川医師と共に権太の家へ赴く。3人の意見は雄介を船にのせないことで一致したのだが……。

レビュー

奈緒子のレビュー

平均評価:4.6 12件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 悲しくも感動できる
    アーツさん 投稿日:2022/10/30
    何度読んでも感動してしまうマンガです。 悲しい出来事があっても走ることで乗り越えていく姿や負い目があって戸惑う少女との関係に気になって読んでました。

高評価レビュー

  • (5.0) 人は人の為に生きる
    万帖のマサさん 投稿日:2008/1/27
    最近、人は、人のために生きていってこそ、その幸福が自分のもとへ帰って来る、ということを忘れてしまったのではないでしょうか。人の心に活力を与える滅私の行動こそが、多数の人を動かす結果となるのです。力で人を押さえつければ、その人が弱れば排斥され 、真心で人をなびかせれば、弱ったときにも、助けられるのです。なぜなら、人は群れて生きようとするため、その群れの中での安心を求めるからなのです。真心には、思いやりからくる協調があります。一時期、思いやりは迎合だと捉える人や、協調は安易な妥協であると捉えて蔑んだ時があったようです。要するに、自己の栄達のみを中心とし、真心より、征服への作戦を重視するといった状況になってしまっているのでしょう。一人ひとりが肩を抱き合い、助け合って「人」という字を形成しているのだということを、再認識したいものです。本誌「奈緒子」では、どのような真心が育っていくのでしょうか。 もっとみる▼
  • (5.0) 感動の連続
    ホジュンさん 投稿日:2008/12/25
    現役の陸上部員である息子と一緒に読みました。息子曰く競技の専門的な話は役立つ内容だという事です。雄介の幼き日々の父、母、兄との出来事を織り交ぜた見事な構成と写真を見るような細かい絵の描写がまた感動を覚えます。先輩や同級生の回想もややくどいか もしれないけれど気にならなくサササッと読み進めました。涙、涙の連続でした!息子曰く、こんなに凄い選手いないよ〜 母としましては息子には、雄介を目標にして(劇画だけれど)切磋琢磨してほしいと願っています。 青少年にお勧めしたい作品です。 もっとみる▼
  • (5.0) 中原裕先生の
    ユウさん 投稿日:2020/5/8
    描く陸上ロマン。波切島に住む壱岐大介、雄介の兄弟。兄:大介は島で一番の秀才、弟:雄介は島一番の俊足で『日本海の疾風』という異名を持つ少年だった。この兄弟と壱岐兄弟の父親に昔命を助けられた篠宮奈緒子とが出会うことにより、物語は始まる…。長距離 走に青春を賭ける雄介、雄介に惹かれる奈緒子、東大を目指す傍ら奈緒子に惹かれる大介。この三角関係はどうなるのか…?週刊ビッグコミックスピリッツにて連載された大長編青春ドラマ。確か映画化もされています。読んでみてくださいね! もっとみる▼
  • (5.0) 走る意味
    らきこさん 投稿日:2008/2/15
    走る事が、何より好きで、誰より得意な、雄介。 人より速く走る事だけを考えていた彼が知った、『駅伝』 仲間と共に、 仲間の為に走る事が、どんなに辛く大変か、そして、 素晴らしい世界か… タスキを次のランナーに渡すまでの、チームメイト一人一人の 孤独との戦いが、とても丁寧に描かれている。タスキを次のランナーに渡す事が、こんなに重い意味を持つなんて、今まで考えた事がなかった。 『駅伝』ってこんなに奥の深い競技だったんだ。 もっとみる▼
  • (5.0) ラストは涙、涙、涙
    ボンゴリんこさん 投稿日:2008/11/27
    自分が陸上部だったのでより感慨深いものがありましたが、走ることに興味がない人でも青春群像劇として感動できる作品です。 因果な境遇で始めギクシャクしていた人間関係が嘘のように、信頼で結ばれたラストのレース。 読みながら自分もその場で応 援している気分に浸れます! もっとみる▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

どこに向かって走る
営業:ませびー(シーモアスタッフ)
漫画は中原裕先生・原作は坂田信弘先生が手がけた、映画化された話題作です。主人公・壱岐雄介が走って走って、走りまくります。画面いっぱいに描かれた綺麗な風景は、まるで一緒に走っているかのような疾走感を感じられます。タイトルの由来にもなった社長令嬢・篠宮奈緒子も気になる登場人物です!

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