身投げを案じて駆けつけると・・・と、そこから始まるドラマは古典的展開ですが、相手が王子さま、普通あり得ないでしょ。というところから、なぜそんなところをブラリと歩いていたんだ、に入り、その女性はなぜそこに?、という、導入から謎をいくつかぶら下
げて読み手の私を引き込みます。
原作を読まないので量や配分調整は分からないですが、このストーリは謎含めて、コミックにするには要素盛り沢山に思うのに、二人のラブ進行を疑わず読み手として入っていけて、要素満載が邪魔にならず読めたのがすごいなと、再構成の力、編集能力の高さをを思わずにはいられません。
セットで読みました。
同一作者なので違和感無くシリーズ読めますが、こちらでなかなか暖かなお城のなかを描いています。
他は、山荘的な離宮を舞台にした作品と、そのどこでもない、城の外と庭が描かれます。
もっとみる▼