195ページ、1冊2人のお話。
千春&一輝たちが主人公では1冊目。
付き合い始めのお話です。
とはいえこの2人、既に関係がある状態ではじまってます。
全てではないけど、さわりみたいな前振りの2人の話は、前作の藤堂兄の話ハッピーヤ
ローで出てくるので、この2人が好きなら前作から読んだほうがより楽しめます。
千春のこじらせがスゴイ。
けど出会ってから12年の話が少ないので、2人の想いの深さに説得力があまりなく、共感しにくくて残念。
藤堂兄たち&存在がギャグな可愛いタコヤキマンも話中ちょこっと出てきます。
次作の主人公、カオルはこの巻で初出。
ひねくれた性格を発揮して、けっこう2人にからんできます。
以前にシリーズの途中巻だけ読んだけど、絵も好みではなかったしあまり好きな2人じゃなかった。
けどこうやってシリーズ1作目から順に読んで見ると、キャラたちの背景や横の繋がりにも深みがあって、面白さが違う。
今、順に4−5冊目まで読んでるけど、どの話も結構楽しい。登場人物も被ってくるからメインじゃなくても他の主人公たちも登場してくるし。
はまって全巻コンプリートしそうで、コワイ。。
ファンタジーBLの王道、でしょうか。
やたらハイスペックな男性陣のオンパレード。
王様、王子様、女王様キャラばかりです。
しかも描写もキツイ。。
腐った方向け(笑)BL苦手な方にはキツイかも?
1冊だけ読むと星4ですが、シリーズで順に読むと面白さが増していくので星5。
追記
<1ハッピーヤロー→2美しき獣→3ヴァージンラブ→4虜になった獣→5純愛の青年→6獣は愛で→7プレイボーイ→8溺れる獣→9メンズラブ→10相方→11飢えた相方→12甘えた獣→13囚われた甘い獣→14相方の愛しかた→15獣のマーキング→16エロティックに→17獣は高潔な→・・・?>
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