フォロー様に教えて頂いたお話。フォロー様のあまりに的確なレビューに言葉が出ないです。「好き合ってる同士でも互いの好きには違いがある」ああ本当にその通りだ…orz,他の方もおっしゃってますが"だらしのなさ"がリアルで、とても面白かったです。=
===とここまでが何とか一般的な話にしようと書いたものですが、以下あまりに個人的な感想です…松浪が律夫に仕掛けた袖口の手、無遠慮に髪を触ったこと、それらに吐き気がした。嫌悪したわけでなく、あまりに心当たりがあったから。年下を誑かす大人の手練手管には敵わないし、好奇心が猫を殺すのも知った。律夫ぐらいの年代で、同年代が仕掛けるキスと松浪が仕掛けるキスは意味が違う。価値が違う。違いに気付いていたけれど、その価値を測れはしなかった。律夫に想いを寄せる後輩が出て来て、松浪が落ち込んだりして、ホッとした。やっぱり恋愛漫画はこうじゃなくちゃ。さて、現実は些かクソの塊のような時がある。そんな事で傷付く訳にはいかない。笑ってやった。無茶出来た(出来るのも)若さの特権だし、費やした時間は戻らない。内心悔しくて仕方ない、仕方ないから肥やしにしてやるのだ。しかし残念ながら消化出来てなかったことを知る。しからば何故吐き気を催す程のことがある?===とまああまりに個人的感想ですが、それでもそういうのを揺さぶられるほどにリアルということです。面白いけどお腹痛い。
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