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こめかみひょうひょう
BLコミック
こめかみひょうひょう
1巻完結

こめかみひょうひょう

600pt/660円(税込)

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作品内容

恋がしたい 17歳の 今の この俺だって高校生の橘高照佳は、クラスメイトの芳野憲二に密かに想いを寄せていた。この気持ちは誰にも内緒……のはずだったのに、芳野本人にばれていた!? 大人も、高校生も、おじさんも恋をすれば誰もが自意識過剰になっていく!? 雁須磨子が綴るたったひとつの恋の作品集。

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • こめかみひょうひょう

    600pt/660円(税込)

    恋がしたい 17歳の 今の この俺だって高校生の橘高照佳は、クラスメイトの芳野憲二に密かに想いを寄せていた。この気持ちは誰にも内緒……のはずだったのに、芳野本人にばれていた!? 大人も、高校生も、おじさんも恋をすれば誰もが自意識過剰になっていく!? 雁須磨子が綴るたったひとつの恋の作品集。

レビュー

こめかみひょうひょうのレビュー

平均評価:4.5 64件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) モノローグが素晴らしい
    Beckyさん 投稿日:2024/4/7
    【このレビューはネタバレを含みます】 雁須磨子先生は短編もほんとに素晴らしい…。表題作は控えめで優しい橘高くんのモノローグが良くて、作品世界に入り込んでしまいます。芳野くんに言ってしまった言葉に自分がショックを受けて何もいえなくなってしまったり、イジメのきっかけになった昔好きだった人に話しかけられて震えが止まらなくなったり、気づくと彼にシンクロして心を掻き乱されてしまう。そんな臆病な橘高くんを、最後に芳野くんのモノローグが外に連れ出してくれるようで、胸が熱くなりました。他の短編も、読み返すごとに好きになります。出会い系の話と最後の電車の話が特に好き。続きが読みたくなるけどもうこれで完璧みたいな素敵な短編集です。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 心理描写が良い
    トルコキキョウさん 投稿日:2011/8/18
    7作品と1話分にも満たない短い1作品ですがどの作品も良かったです。まだまだ続きが読みたいって思いました 〜話 この表題作は1番お薦めします 読んでいて自分でもびっくりしました。早々からあれっなんで私泣いているんだろう?と自 然に涙が出ていました。主人公の橘高君に自然に自分自身がなっていたのかな… 作家さんの描き方が巧いんだと!橘高君(ゲイ)のドキドキ感がセリフを太字で書いており読み手の私もドキドキしてくるし過去にあったトラウマもまだ内容がハッキリと解らないうちから橘高君の怖さが伝わるし、心理描写が巧いです!の芳野君も顔は無愛想に見えるのに橘高君に現す態度やセリフがもう〜 羨ましくなるカップルですが…トラウマがな~ 無くなれ! 話 元同級生同士の 顔の良い同級生に嫉妬 話の中に短い作品 眼鏡が…の話 話 幼馴染み同士 オチが良かったですよ 話 出会い系から始まった年の差ありの 歌に興味無い人が思わず口ずさんだ曲は…アハハ♪ 話 彼氏を幼馴染みに紹介して… 幼馴染みの口調に でも… 話 1年前に告白した人とされた人♪ された人にある悩みが… フフッ で?これは続き要るでしょう 〜話 4年前に告白されたリーマン塚原君が仕事疲れからか電車内に告白した後輩の西岡君が…幻覚?涙顔の西岡君が忘れらず! この作品もお薦めですが…これは続き要るでしょうー って思いますよ パック買いお薦めしますがストーリーの最後がハッキリシテナイと嫌!という方は駄目なのかな!? でもHertz&CRASTらしさが出た作品で5を点けました(長くなり) もっとみる▼
  • (5.0) 謙虚な主人公に好感
    うぺちゃんさん 投稿日:2011/10/16
    1〜7話の表題作と8〜9話の「光る男」まで購入してみました。 ズバリ良い話です。 表題作は高校の同級生同士のお話。 ゲイであることをひた隠す主人公の心情がリアルで… 自分だって恋がしたい!いつかではなく17歳の今、恋人が欲し い!と涙したり、 好きな相手に思わず言ってしまった自分の言葉がショックで声が出ない…とか 内心一喜一憂する姿にとても好感が持てます。 中学時代にゲイがばれていじめられた経験を持つ為、主人公は芳野くんのことが大好きなくせに一切そんな素振りは見せず謙虚に生きているんです。 BLならではの好き好きうるさい出しゃばったタイプではなく、非常に奥ゆかしい良い子なのです。 だからこそその後の展開には「良かったね〜」と心から共感しちゃいます。 淡白そうな芳野くんも実はで、必死に話を合わせていたんだと思うと更に 絵は上手ではないですが作者さんの心がこもっているというか味があるというか、私には魅力的でした。 「光る男」は元同級生同士の物語で、これも嫌いじゃないです。 表題作で満足してしまい、とりあえずここまでしか読んでいませんが、余裕がある時に読破してみようかな もっとみる▼
  • (5.0) 素晴らしかった.....
    ユリオとオタベックさん 投稿日:2023/5/31
    BL歴は浅いものの、かなりの冊数を読んでます。読み過ぎると感動が薄くなるという弊害もあるのだけど、こちらの作品、ガツン!!!!!!!ときました。参りました!! 表題作のみでの一冊かと思いきや違ったのですが、他の作品も大変良いです。でも やはり表題作の「こめかみひょうひょう」がずば抜けて好きです。一文字も読み逃したくなくて、かなり集中して読みました。橘高、芳野、2人とも愛おしくてたまらない。橘高と芳野、家族、世界観、画風、ストーリー展開、作者様が伝えたいであろうこと、全てが最高でした。ハートを鷲掴みにされました。 2010年出版の作品なので「ほぅ、スマホじゃなくてガラケーだ。MD!!ふふっ」っと感じたくらいでキャラデザ、会話の中に古さを感じることもなく、お話に集中して読むことができました。 【収録作品】 「こめかみひょうひょう」3話 (コミック半分くらいが表題作です) 「光る男」 「見えてるのかな」 「カドをとられた方が負け」2話 「めあたらしい日々」 「VS幼馴じみ」 「スローライフスローブギー」 「本日は御疲れの御様子」2話 「POSTSCRIPT」 もっとみる▼
  • (5.0) 雁先生のワールドが味わえる
    salmonさん 投稿日:2020/9/12
    雁先生の2004年から2010年の間の作品集です。表題作が90ページまであって、残りに7作品入っています(3ページの作品もあります)。表題作がとてもいいですが、「光る男」の冒頭の「どっかでつまづいて、すっころんで泣きゃあいいのに」という言葉 が「うそつきあくま」でも雁先生がそのようなことを書かれていたなあと思いました。男同士だから優しくしてあげられない、すっころんで泣いたら大事にしてあげれるのにっていう気持ちがすごく不器用で、でも愛あるなって思いました。「本日はお疲れの御様子」もよくて、探り合いみたいなところから逃げて追いかけていくまでのところが絶妙で、雁先生独特の心地好い余韻のある終わり方でした。エロはさっぱりしてるし、きゅんきゅんとかもとも違う、フフッて感じに笑えて静かに浸れる作品集だと思います。キャラは最近のものより見た目カッコイイかも。2010年3月 総194ページ 修正=見えない構図。 もっとみる▼
  • (5.0) 泣きたくなる
    眼鏡さん 投稿日:2021/8/16
    初めての作者さん。もうびっくりした。見つけられて良かった。本当にまだまだ知らない作家さんが多いんだなあとしみじみ。BLにハマってまだ日が浅いんですがBL奥が深すぎ。やばい。 繊細な橘高くんと橘高くんには彼しかいないよというぐらい真っ直ぐで 余計なこと考えない直情な芳野。 なんかもう橘高くんのことを思うと泣きたくなるような気持ちになるんです。 そして、芳野ありがとう。生まれてきてくれてありがとう。橘高くんを見つけてくれてありがとう。出会ってくれてありがとう。という気持ちになる。 その他短編集ですが上手すぎる。なんでこの頁数でこんなにぐっとくるもの書けるんだろ? あ〜〜、結ちゃんが高校生ぐらいになっていて、歳を重ねた2人が尚仲良く暮らしている姿が見たいなあ。 そしてその頃には芳野によって幸せを怖がらずそのまま丸々享受出来るようになっている橘高くんであって欲しい。 もっとみる▼

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