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かんかん橋をわたって 1巻

かんかん橋をわたって 1巻

600pt/660円(税込)

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作品内容

住み慣れた「川南(かーなみ)」から、橋ひとつ向こうの「川東(かわっと)」に嫁いだ萌(もえ)は、上品で優しい姑・不二子(ふじこ)に引き目を感じながらも嫁としてなじもうとしていた。ところが萌の時だけ米がうまく炊けないなど、日々に違和感を感じるうちに、恐ろしいことがわかってくる。町の人が耳打ちした「気をつけたほうがいいわよ。あの人は『おこんじょう』だから」とは? 恐ろしさに身震いが止まらない! 嫁と姑の千日戦争!

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レビュー

かんかん橋をわたってのレビュー

平均評価:4.2 98件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 嫁姑ハルマゲドン+シスターフッド
    Booさん 投稿日:2024/1/1
    【このレビューはネタバレを含みます】 「愚者の皮」の草野誼先生の嫁姑地域社会一大叙事詩大河ドラマ。個々の嫁姑関係も類型によらず、10巻というボリュームを感じさせない。正直画力がめちゃめちゃ高いわけでもないので絵面がかわいくなっているmpがおどろおどろらしさを中和し、おとぎ話・寓話感を演出。炊飯の水を抜くとか、マイルドな嫌がらせから始まって、衣装ダンスの防虫材を抜かれるとか、仕返しが生乾きの半襟を着物ダンスにいれてカビさせるとか、悲鳴ものの、嫁姑の闘いが繰り広げられエンタメ性抜群。ジェンダー間、世代間、親子間のずれと反発、和解、共感、共生は、古の萩尾望都、大島弓子漫画のよう。後半、嫁姑が手を組み、ラスボスを倒しに行く展開はマーベルか少年ジャンプの熱さ。最後仇敵同士が手を取り合い旅に出るのは横溝正史版テルマ&ルイーズ。いや、そうはならんやろ、という展開が相次ぎ、インド映画のよう、と表現する方もいるのも納得。楽しめます。お勧め。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) この漫画を最初に見たのは14歳の時です。
    パンダさん 投稿日:2017/6/10
    【このレビューはネタバレを含みます】 当時は会員登録なんてしてなかったから 広告で見て試し読み。 今21歳になって、 嫁姑が現実のモノになりつつある今 当時見たこの漫画が ふと頭に浮かびやっと見つけました。 最初から最後まで見て率直な感想は… 難しかった。色々と考えさせられた。 姑、旦那、義兄弟、結婚をする= 家族が、親族が増える。 しきたりが、古が増える。 苦労もあるが、楽しみも増える。 そういった事もまだまだ未熟な私は学べた。 あまり、学ばない方がいい事も 沢山あったとは思いますが 少なくとも私は、 結婚への軽々とした考え方が変わった。 電子書籍ではなく しっかりと漫画で手に持って読みたい。 そんな作品でした。 衝撃あり、涙あり、笑いあり、 恐怖あり、なんだか色々な感情を この作品で感じました。 古い漫画ですが、 結婚を軽々しく考えている人に ぜひ最後まで読んで頂きたい漫画だな、と 思いました。 続きを読む▼
  • (5.0) 漫画作家は男性?!だった
    まりあさん 投稿日:2018/3/25
    【このレビューはネタバレを含みます】 萌と不二子の姑嫁喧嘩から始まったことは、町中を分断し混乱させる大事件だった。絵がちょっと不気味なお姑がいるが、あとで理由もわかる。萌がおこんじょうの姑不二子に似てくるのはちょっとしたホラー。一番びっくりしたのはこの漫画を描いている漫画家が男性だったってこと。これはたまげた。だから不思議な違和感が全編にあるんだろうか?よくわからない。けれど漫画自体はえげつないところもあるが怖いもの見たさで読んでしまった。最後がハッピーエンドなのが救い。 続きを読む▼
  • (5.0) 面白かった!
    Good Goodさん 投稿日:2021/6/14
    勇者(嫁)が魔王(姑)を倒すべく、仲間(嫁衆)を集めたりレベル上げ(細かな戦闘)したり、装備(人脈)を手に入れたりして立ち向かっていく(頭脳戦)、日常空間における非日常リアルファンタジー。 そういうのあるある!な部分もあるけど、そんなんあ るかい!ってツッコミ入れたくなる部分もある。なので、あんまりにも非現実的なのはむず痒くなるって人にはオススメしません。ジェットコースターみたいに振り回されるのを楽しめる人なら、すごくオススメ! もっとみる▼
  • (5.0) バトルの意味が変わる
    西東さん 投稿日:2020/9/18
    嫁姑バトル漫画ですが、かなり序盤から能力バトルものの様相を呈してきます。 別のサイトで5巻まで無料になっており、ストーリーのあまりのヒキの強さ、展開のキレ味に読み進める手が止まらず普段利用しているサイトで続巻を買って読みました。 主人公の萌 、その姑の不二子のバトルから始まり、ラスボスが出てきてからの急転直下具合が素晴らしく引き込まれます。 嫁たちがそれぞれ姑から学び取ったスキルを駆使して駆け抜けるクライマックスは圧巻です。 もっとみる▼
  • (5.0) 痛快鬼姑嫁劇場!
    ワカスケさん 投稿日:2014/12/5
    【このレビューはネタバレを含みます】 最初は陰湿な姑の意地悪イジメにモヤモヤと胸にこびりついて嫌な気分になったけど、読み進めて行く内に主人公の前向きな考えや明るさに味方や協力者も現れて、どんどん面白くなってきました。 後半はもぉ「やっちゃえ!」的なドタバタ劇になるけど、それもまた良し(笑) でも点と点がちゃんと線になっている所は、感心しました。 既婚者、子供が居る方は余計にスカッとするんじゃないでしょうか。 私は、何だか涙が出ました、、 続きを読む▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

深まる因縁と謎!
制作:パーマ(シーモアスタッフ)
結婚して一年半、義実家で同居中の萌。舅と義姉からネチネチと責められる萌を助けてくれるのは、姑の不二子。一生懸命周囲に馴染もうとがんばってはいますが、日に日に違和感が募っていって…一見平和な嫁姑関係から徐々に始まっていく戦い。お姑さんのお面のような笑顔がだんだん恐ろしくなってきます。萌が移り住んだ地域についても何か秘密がありそうです。この先どういう展開になっていくのか気になる作品ですね。著者は女性向けヒューマンドラマに定評のある草野誼。代表作は「気が付けばうちのごはんのにおいだった」「愚者の皮」など。

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