この世は…昼と夜、光と影、善と悪、、、表裏一体…どちらが表か裏かではなく、絶えず変化するのか…信じるものは何か…それは“正しい”のか、悪があるから善があるのか…と思いをめぐらせた…。
中核の登場人物を“宝石”に喩えているところなど、
宝
石はその美しさだけでなく、力(パワー)を秘めており、それぞれに謂われがあるもの。
物語中に出てくるトパーズに関する『闇の中の悪を砕くーー』という行(くだり)は小躍りした。
ダイヤモンドの硬度を10とするなら、8以上の硬度を持つものをインペリアルという…この行を知る前に、
友人の買い物に付き合って貴金属店を訪れた時に目にした石(指輪)に一目惚れして購入したのがインペリアルトパーズだった。
『闇の中の――』を知ってミーハーに喜んだものです。
作者の初期作品であり絵柄は現在の流れるような柔らかさより野太い力強さが、より感じる作品。
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