愛不信だけど、女性不信というほど女性に背を向けてはなかった。
求む、妻のシリーズを2、3、と読み進めて、最後この1で締め括ろうと思った。評判を参考にしながらー
全部に繋がりがあってすべて読めば三組三様。告白も、ついに語るに落ちる、の
クライマックスで素敵。
ただ、このストーリーならではの独自性部分は乏しく、三部作という繋がり以外には強いインパクトは無い。
ヒロイン、ホリーの気持ち、彼、リチャードの気持ち、実は想い合っていた設定は標準装備、身を呈しての行為でほんとうのところを知る、感動的であるが、これも特別でない。お金持ちが素朴な娘を好む、あるあるの展開。
この中で、特にこのストーリーに絡む悪役二人はヒロインを窮地に追いやったが、リチャードは銀行の最高経営責任者、迂闊に口を滑らすほど愚かな人間には勤まらない地位だ。
最後の告白、ドラマとして盛り上がるけれど、たくさん語ってよかったのか、というかー、救急でしょ?
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