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リヌッチ家の息子たちIV 終わらない恋 1巻

500pt/550円(税込)

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作品内容

TVプロデューサーのデラが番組のナビゲーターに選んだのは新進気鋭の考古学者カルロ・リヌッチ。さっそくポンペイで遺跡調査をしている彼に会いに行く。出逢ったとたん情熱的に惹かれあい、結ばれるふたり。でもデラにはわかっていた。私は彼より7歳も年上の子持ち。名家の彼にとって、これはひとときの恋だと。たとえ彼が本気になってプロポーズしてくれたとしても…。私の秘密に巻きこんではいけない。デラは一族の皆の前でわざと彼を傷つけ、別れを告げた。

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • リヌッチ家の息子たちIV 終わらない恋 1巻

    500pt/550円(税込)

    TVプロデューサーのデラが番組のナビゲーターに選んだのは新進気鋭の考古学者カルロ・リヌッチ。さっそくポンペイで遺跡調査をしている彼に会いに行く。出逢ったとたん情熱的に惹かれあい、結ばれるふたり。でもデラにはわかっていた。私は彼より7歳も年上の子持ち。名家の彼にとって、これはひとときの恋だと。たとえ彼が本気になってプロポーズしてくれたとしても…。私の秘密に巻きこんではいけない。デラは一族の皆の前でわざと彼を傷つけ、別れを告げた。

レビュー

リヌッチ家の息子たち Ⅳ 終わらない恋のレビュー

平均評価:5.0 6件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) これ程ホープをわかる物語は無い
    suuyanさん 投稿日:2020/2/21
    【このレビューはネタバレを含みます】 「リヌッチ」シリーズにおいては、もちろん主役は息子たちなのは当然だが、母親ホープ抜きでは語れはしない。彼女の直情的な性格は 物事を広く深く吟味も出来る女性だからこそ面白みのあるキャラクターとして光るのはその通りだが、この物語にはそれだけではなく親として子供を想う当然の倫理に憤り、怒りを逸らすという年齢を重ねた故の処世術も見て取れる。ヒロインデラの抱えた孤独には、この先に待ち受けている 正真正銘の孤独に対しての抗体を作ろうとしてるかのようで 絶対的絶望の淵にある自分の安寧と生きてきた証明を望む姿に涙しかない。病気に詳しい人がこれを読むとSX自体危険を伴うので そこをクリアしていることに疑問が湧くが 物語りの進行上、仕方ないのかもしれない。「アポロ神殿に沈む夕日でも、テムズ川に昇る朝日でも 心の琴線を揺さぶる瞬間が好きだ ほんのつかのまでも 美しい光で輝く瞬間が好きだ」このセリフはデアにとって励ましとなっているが、ヒーローカルロは刹那的なものに惹かれるという癖があるようにも見えてならない。「あなたをどれだけ愛しているでしょうー、(割愛)」この詩は2人が同時に亡くなることが前提のものなので、今回の物語の中に忍び込ませるのには そぐわない気がする。愛する者を残して逝かなければならないその心残りを語ってくれては いないのだから。それどころか、残される者を 逝ってしまう者が縛り付けておくつもりなのかと 作者の意に反して語りたくなってしまった。ズルい物語である。泣かせる気満々で、それも悪いわけではないが、「生」に反する設定は やはり涙を引き出すアイテムとして活用されてしまうことに憤りは隠せない。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) ほんの束の間でも美しい光で輝く瞬間が好き
    romance2さん 投稿日:2017/3/4
    カルロのヒロインへのその想いが星数を押し上げした。 相手のどんな要素も彼を挫けさせなかった。ヒロインの嘘以外は。 ヒロインも、彼にひかれる気持ちを抑えきれない。 ただただ、その、運命の人であると感じる人と一緒になることをストーリー の核として、年齢も病も国も、全部に彼は怯むことがない。そこにこの物語の素晴らしさを感じた。 作風は、目が大きくて、しかも、顔の輪郭をはみ出しそう。個性が強い。これはファン層を選んでしまうリスクがあるが、これでいいかもしれないと思う。ただ、学者では期待されない上半身の肉付きではあるが、ティーンエイジャーでも通る幼さが少し気になった。 お母さんの途中の宗旨替えにも、少し戸惑いを感じた。 試し読み段階で、ヒロインの抱えてるものの重苦しさを知り、私は読み通すことは出来るのだろうかと、勇気が湧かず、躊躇していた。此迄避けていた。 しかし、レビュー数333冊を一里塚としているため、やはりこの作品が本当に評価通りなのかを、確認したくなり、今回こそはと踏み切った。薄幸の半生を経てきたヒロインは、HQに沢山描かれているが、この種のストーリー、お涙頂戴になっては後悔したことだろう。 ヒロイン当人が胸を張れる人生で、そして、彼がヒロインの病で逡巡することがないのが、愛する相手に巡り会えたことの素晴らしさを更に讃えている点で、ポイント高い。一瞬一瞬を愛に殉じているようで、ポンペイの恋人同士をダブらせて美しい恋愛のあり方を見させてもらった。 別れの日が来るまで精一杯愛したヒロインの気持ちも理解できた。 ポンペイはポンペイに見える。夕陽をカラー刷りで眺めたかったくらいだ。 邸宅や中庭?は雰囲気がいいし、イタリアにあるかも、という趣が充分滲み出ている。重厚でリッチな感じがサラリとシンプルなのにも拘わらず醸し出しているものがある。 しかし、ナポリは大して描かれたわけではないのに、何故か、何となく違う気がしてしまった。 星は4.5か4.6と思って欲しい。 もっとみる▼
  • (5.0) 魔法の時間
    べっちーω☆さん 投稿日:2013/8/21
    ハッピーエンドだけれど切ない。 ずっと明るいお日さまの人生よりもつかのまに輝く魔法の時間を選んだカルロはすごいな。たとえ辛い現実が待っているとしても…って、本当に愛してないと出来ない選択ですよね。 運命の2人の恋愛がポンペイ火山のお話や遺 跡等とマッチしていて雰囲気も神秘的で良いです。 意外に大きい子どもだったけどソル君も可愛かったですよ。 もっとみる▼
  • (5.0) ひたすら切ない
    RyoMeさん 投稿日:2016/12/6
    【このレビューはネタバレを含みます】 リヌッチ家の息子たちシリーズ4巻目。 リヌッチ家の双子のカルロは考古学者。 TVプデューサーのデラはカルロに取材の申し込みをするが、結婚を引き受ける条件にされる。 このお話はロマンチックだけど切ないです。 とにかく泣ける。 兄弟の関係をあまり気にしなければ、これ1巻だけ読んでも大丈夫です。 続きを読む▼
  • (5.0) 良すぎて泣きそう
    雪見月さん 投稿日:2013/1/20
    心臓に爆弾を抱えたヒロインのなんて、今まで読んだハーレクインの中で初めての話、だけど、ハーレクインらしい甘いスパイスも効いているから、そのまま読んでいける。久々の胸キュンです。
  • (5.0) 感動的。
    ととりょんさん 投稿日:2013/10/9
    先は短いことを知っていながら、それでも一緒にいる選択をするなんてすごいことですよね。 レビューでネタバレされてるので、結末はわかってたけど少しじんわりときました

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