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彼のバラ色の人生
1巻完結

彼のバラ色の人生

629pt/691円(税込)

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作品内容

松田夏樹20歳、ちっちゃな頃から男が好きで15でホモと呼ばれました。そんな夏樹の前に現れたのがコマノ19歳。発言と佇まいの軽さに定評のあるノンケ男子。この2人が付き合ってるような、なんかそんな感じの関係からバカップルになるまでのきゅんとときめく恋のおはなし。
前作『リンゴに蜂蜜』から、あまいあま~い2人が再登場!

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • 彼のバラ色の人生

    629pt/691円(税込)

    松田夏樹20歳、ちっちゃな頃から男が好きで15でホモと呼ばれました。そんな夏樹の前に現れたのがコマノ19歳。発言と佇まいの軽さに定評のあるノンケ男子。この2人が付き合ってるような、なんかそんな感じの関係からバカップルになるまでのきゅんとときめく恋のおはなし。
    前作『リンゴに蜂蜜』から、あまいあま~い2人が再登場!

レビュー

彼のバラ色の人生のレビュー

平均評価:4.7 218件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) コマノと夏樹
    まあさん 投稿日:2024/2/8
    【このレビューはネタバレを含みます】 作家買いです!“リンゴに蜂蜜”のコマノと夏樹の続編。ノンケのコマノに対してゲイである夏樹の不安感や寂しさそして葛藤が切なかった〜。でもコマノはそんな夏樹に反してずっと真っ直ぐ嘘なく愛を伝えているんです!そんな愛し合う2人のキュンとときめく甘い甘いお話。秀さんのセリフ回しや言葉選びはセンスがよくていつも心に刺さります!セリフがない場面の表現もいい!大好きです! 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 沁みます‥。素晴らしいです!
    ユキさん 投稿日:2022/1/21
    【このレビューはネタバレを含みます】 『リンゴに蜂蜜』に続いて出された作品。この世界観、空気感が大好きです。今作はコマノ・夏樹CPのみのお話しです。 物語の起伏は少ないし夏樹はネガティブ過ぎるかもしれません。でも夏樹がネガティブに入っていくのが私は共感してしまう。一緒に苦しくなってしまうのです。 だけど夏樹もヘチョヘチョと弱っちいだけじゃありません。ちゃんと前を向こうともコマノを信頼しようともしてます。でも人間はどうしたって生きてきて傷付いた過去は中々消えないし、幸せになれると思った時にこそ、傷が疼いたりします。それくらい夏樹は悲しい思いを密かにしていた。 その葛藤の描き方が秀良子先生は素晴らしいと思うのです。今作は『リンゴ〜』の時よりコマノの気持ちがよりハッキリわかります。コマノは多分ですが、今まで苦しい恋はしてこなかった様に思います。その分、夏樹が不安になる気持ちにどこまで待てるのか寄り添っていけるのか、見ているこちらは心配になったりしますが、コマノは夏樹の気持ちを感じ取ろうとするし意思表示をちゃんとしてくれます。コマノと夏樹、『2人』が成長しながら歩み寄りながら、できるだけ長く幸せでいて欲しいと願わずにはおれません。 秀良子先生は、言葉にしにくい「この感情は何?」という様な気持ちの表現が、セリフなくてもすごく伝わってくるのです。それが本当に胸に迫ってきて。 今作でもコマノの友達の何ともいえない切なさが伝わってきました。 今までこちらのレビューを見た事がなかったのですが、今回レビューを上げるのに覗いてみたら、私の大好きなセリフが帯になっていたという一文を見つけて何だか嬉しくなりました。本当に忘れられない沁みるセリフが多いし、セリフの無い場面でも気持ちが伝わるしで素晴らしい‥。でも秀良子先生、「クスッ、ぷっ」と笑える場面もしっかりあって吹き出し外の手書きも面白いです! 最後にある4コマ漫画もお薦め。 秀良子先生劇場へ是非‥! 続きを読む▼
  • (5.0) ★天才が生み出した異次元作品の一冊。
    *****さん 投稿日:2022/10/4
    【このレビューはネタバレを含みます】 『リンゴに蜂蜜』の続編。 自分的・星メーター故障作品です。計測不能。 先生、天才。心理描写の巧みさが異次元。 頭の中覗いてみたい。名前のない感情の全てがここを覗けば見られる気がする。 『自分は人を好きになってはいけないんだ。』 と、夏樹はずっと思ってきたのではないでしょうか。 失恋するよりも前。小さな夏樹が独りうずくまっている頃から。 『自分は人を好きになってはいけないんだ。』 何せ自分はカレーさえ、ろくに作れないのだから。 そんな夏樹にとって、月の美しさや、空の青さはとても哀しい。彼にとって幸せとは哀しく映るものなのかも、と思いました。傷は、相当深いと。 そんな夏樹の笑顔の下に潜む底知れぬ孤独を、コマノは見逃さなかった。夏樹に声をかけ、手をとり、抱きしめ、そしてキスをする。コマノは夏樹の呪いを解く王子様なのです。 ゆっくりと恋を自覚していく夏樹は、美しいものを美しいと感じ、美味しいものを美味しいと思っていいんだと、分かったのかもしれない。そして、1人では越えられない哀しみも、2人なら違う景色に映るのだと。 幸せになっていいんだよ、夏樹! 恋は偉大ですね。こんなにも人を変えてしまうのですから。 一つ一つのエピソードや言葉や表情、先生の可愛らしい文字すら全てが超絶素晴らしくて、愛おしい。 人っていいな。恋って素晴らしいなって思える。 何度読んでもそのたびに心鷲掴みにされて、読み終えて、深い深いため息をつきたくなります。 秀良子先生、この世に生まれ、そしてBLを描いてくださり、ありがとうございます。 続きを読む▼
  • (5.0) 表題作のみ!「リンゴに蜂蜜」シリーズ 2
    nekoさん 投稿日:2020/3/3
    【このレビューはネタバレを含みます】 「リンゴに蜂蜜」〜「彼のバラ色の人生」と続くシリーズもの。 表題シリーズ3作+描き下ろし収録。ノンケ後輩×ゲイ先輩大学生もの。不器用な愛情が胸に沁みるじんわり系。全196P。 心理描写と台詞と間にグッとくる。いつか終わりがくると思いながらも、たまらなく好きになる。そんな夏樹に軽やかにみえながらも確かな愛情を注ぐコマノ。二人が優して愛おしくなる。いつかこの先の二人にまた会いたい大好きな作品。 ★ 「うそつきは恋のはじまり」前中後編 付き合い始めたコマノ×夏樹のお話。「リンゴに蜂蜜」エピソードの3週間後から。夏樹視点。好きになって、何も手がつかなくて、でも臆病で…。悩み揺れ動く気持ちが胸に響く。こちらのエピソードの後が「リンゴに蜂蜜」収録の「渚の青いパラソル」に続くのかな。描写はトーンにて、特に修正なしかと。 「彼のバラ色の人生」 夏休みの後。夏樹を見ているとたまらなくなるコマノ視点。描写は枠線にて。 「おいしいカレーの作り方」前後編 どんどん好きになると不安にもなる。幸せなのに苦しくて…。でも一緒にいればきっと。コマノの優しさにじんわり。ずっと幸せでいてほしいな。 「描き下ろし」7ページ イラスト1ページ 4コママンガ3ページ 描き下ろしマンガ3ページ 続きを読む▼
  • (5.0) めっちゃいいです隠れた?名作だと思う
    まほろばさん 投稿日:2022/5/24
    秀良子先生の言葉選びのセンス、表現の素晴らしさがここかしこにちりばめられていて、最高オブ最高! 10年前の作品とは思えません、先生、絵があまり変わらないんですね、でも、絵だけの話じゃなくて、いい作品はきっと、時間を経ても変わらない良さがあ る。 コマノも夏樹さんも、、すごく味わい深い、いいキャラしてる。特にコマノは・・惚れてまう!キスシーン多めでアリガトウ! 「STAYGOLD」も大大大好きですがこちらも隠れた(ただ単に私が見つけてなかっただけ?)名作だと思う。 コマノがナツキをみつけていく過程が〜もう、たまらなく愛しいんだと伝わってきて、、そしてナツキがコマノを想うあまりにとる行動がせつなくて、、んーわかりすぎてこっちまでぎゅんぎゅんする! 他作者さまでも大好きな方、たくさんいますが、こと、言葉の観点から言いますと、秀良子先生みたいに文章でしびれさせてくださるBL作家さんを私は他に知りません、先生の作中でもとりわけキラリと光る言の葉を読むと、数日は反芻して、味わい愛て、生きる糧としております、そして後書きページがいつも面白くてツボです もっとみる▼
  • (5.0) STAY GOLDの原点の様な作品
    しろくろうさぎさん 投稿日:2021/9/22
    「リンゴに蜂蜜」での2人の出逢い、付き合い始めから3週間。 季節は夏から秋に移り変わります。 同様に夏樹の心にも変化が。 ノンケ コマノの宇宙人の様な人柄に惹かれつつも、ゲイである夏樹は過去の経験から幸せが怖い。 でも手離せない 。どうしたら良いのか分からない。 と 秀良子先生の心理描写が本当に素晴らしくて、表情、モノローグ、自然描写での空や月、雲、など全て頭で映像化出来そうな程に丁寧でゆっくり、じっくり進んでとても心地良かった。 ずっと2人の世界で一緒に暮らして行けたら良いのに。 やはりこの関係は自然では無いのだと、コマノの母親に気付かされる。 頭の中を表した部屋の表現が上手いなぁ。 空間で魅せる技量。 夏樹の「カレーが不味い」で、この本の全てを集約したようなコマノの一言が彼の包容力、決断力を表して読後感が爽やかでした。 人を好きになるのは世界が変わるほど幸せなんだね。2人で居れば何も怖いことは無いんだよ。 STAYGOLDにも共通する、恋する甘酸っぱい刹那さはこの頃から顕在してます。 もっとみる▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

臆病ゲイの恋の話
制作:わっきー(シーモアスタッフ)
恋愛に臆病なゲイの夏樹は、コマノみたいに興味本位の軽いノンケには到底心許せないはずなんです。だけどどうしても惹かれてしまう!秀良子先生のBLは恋愛中のリアルな心が巧みに表現されていて、胸が苦しくなるほど。ネガティブな夏樹も愛おしく思えてきます。じっくりと恋の話を読みたいときはコレ!

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