父親は自社の会社社長、姉はエリート街道、そんな姉と比べられ何も期待されずに育った、平凡な名前と人生を送っている鈴木太郎。そんな人生諦めている人間に「お前はたった一人だろ」とか言われたら、なんだか救われた気がするのは鈴木だけじゃないと思う。相
手は何気無しに言ったのかもしれないけど、たったそれだけで1人の人間の人生を変えちゃうんだから、言葉ってスゴイ。その後、本来の能力が開花してエリートの道を進む鈴木が、めちゃくちゃカッコ良く見えました志賀さんの葛藤、当然だと思います。自分の方が年上で上司、しかも同性、相手は社長子息、鈴木より悩むに決まってる。でもそんな壁を撃ち破ったのも鈴木で、結局お互いが救われた結果になったんだよね。付き合う様になっても中々くっ付かない2人、リアルでモヤモヤしましたが、志賀さんがやっと受け入れてくれて安心しました三月先生の作品は、読み終わった後の達成感が堪らなく大好きです
もっとみる▼