数ヵ月も新規案件断るほど忘れられない相手と出会った。仕事中毒ケイレプがヒロインを疑う状況はある一方、たった一晩過ごした関係で信頼することには無理がある。正確にはたった数時間だ。自分の話は大して出来なかった。
気になったこと。妊娠期は、
ハーブもスパイスも、量に気を付けなければならないはず。かなりの種類が、摂取は危険であると、ものの本に書かれていて、私は細心の注意を払った。過ぎたるはなんとかということもあるし、胎児は小さいから少量でも影響は大。ミスリード要注意箇所だ。
ケイレプの絵について。
ミスエドナに、君は優秀な秘書だ、と言ったときの右の横顔は私の好みだった。
それにしても、HQはゲイの男性とルームシェア設定多過ぎると思う。このタイプの話のデフォルト設定なのだろうか。
蛇足ながら、私は子宮がん検査のときに体調を崩し、何時間か病院のベッドで休んだ経験がある。内壁が対象でも、削り取られるのには猛烈な吐き気と怖いほどの天井の歪みで、起きられなかったのだ。まして、ヒロインは胎児の検査、事無きをえて良かった。私はまた、妊娠期の異常染色体検査でも、希に起こる不幸の話を聞かされ、その後で検査にいざ臨む時は、ヒロインのシーンみたいに身体が震えてしょうがなかったことを昨日の事のように思い出す。折角宿った命を絶対に事故死させたくなかったから。だから、気持ちが参って不調となる光景はとてもリアルだった。もし自分がそんな時そばに付き添う立場にいたら、事と次第によっては、受けることを回避する策(思い付くなら)に出るだろうと思う。また、話の経過から、いずれの動機からでも、クリニックにケイレプが現れるのも、理解できる。
この作品の場合、どうしても彼女は産み育てると言っているのだから、出産後調べることだっていいはず。
ストーリーはそこまでは至らないが。
兄弟の絡み方がちょっと比重大きくて、ストーリー展開が割と依存していたのが気になったと言えば、気になったところ。
あと、妊娠安定期前は、それはだめだろう。常識かと思っていたのだが、古い迷信にでもなってしまったのか?
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