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作品内容

“付喪神”。それは狭間を漂う心宿し器物――人ながら付喪神を統べる“現人神”となり得る少女・ぼたんと、人ながら付喪神を常世に帰す“塞眼”として生きる青年・兵馬。二人はぼたんを育ててきた“婚礼調度”と共に暮らし絆を深める。だが、婚礼調度を処分しようと動く塞眼の実力者・八衢黒檀の前でその平穏は崩れ去る――絆と恋の付喪ノ語り、怒り沸き立つ第十巻。

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作品ラインナップ  全16巻完結

  • もののがたり 1

    488pt/536円(税込)

    付喪神…それは、古びた器物に心が宿った存在。付喪神に大切なモノを奪われ、憎む青年・岐兵馬。付喪神と共棲し“家族”として愛す少女・長月ぼたん。千年の都・京都で、二人は出逢い、暮らすことになるのだが…。三者交わる共同生活、前途多難な屋根の下。人と物。絆と恋の付喪ノ語り、此処に開幕。
  • もののがたり 2

    488pt/536円(税込)

    歳を経た器物は、やがて神錆びて“心”を宿し、付喪神となる。付喪神をあの世に帰すことを生業とする兵馬。その付喪神を家族として愛する、ぼたん。二人と共に暮らす六人の付喪神達。その器物の正体と目的が…ぼたんの秘密が明かされる…。人と物。絆と恋の付喪ノ語り、狭間にたゆたう第二巻。
  • もののがたり 3

    488pt/536円(税込)

    人と物、狭間に立つのは付喪神。付喪神をあの世に帰す事を生業とする塞眼の青年・兵馬と六人の付喪神に護られ暮らす少女・ぼたん。千年の都・京都で二人は出逢い、理解り合う。その二人に、立ち塞がるは… 兵馬の同族・京都塞眼・門守一族。宿命に翻弄される二人の運命の行方は…。物が宿すは人の心。絆と恋の付喪ノ語り、距離が縮まる第三巻。
  • もののがたり 4

    488pt/536円(税込)

    “心”を宿した器物。それは付喪神。人間に苦しみを与えることが存在理由、拷問具の付喪神集団・叢原火。迎え撃つは、兵馬と京都塞眼・門守椿。人を傷つけるは物。人を救うも物。この戦いの行方は…。そして、人と物の狭間にたゆたう長月ぼたん兵馬の距離はまた少し縮まって…? 物が紡ぐ恋と絆の付喪ノ語り、世界が広がる第四巻。
  • もののがたり 5

    488pt/536円(税込)

    “付喪神”それは心を宿した器物。付喪神に囲まれて生きる箱入り娘・ぼたん。付喪神を憎む兵馬。この二人の出逢いが千年の都・京都を、日本を、揺るがし波紋を広げていく…。そして、過去のとある事件から己を恐れ、人を信じることを恐れるぼたんに兵馬は誓う。「君を守り通してみせる」 人と人。絆を結ぶ付喪ノ語り、約束を守る第五巻。
  • もののがたり 6

    488pt/536円(税込)

    常世より出でた“稀人”が宿りし心ある器物を付喪神という。かつて、付喪神に兄姉を殺され復讐を誓う青年・兵馬。六人の付喪神に愛され育った箱入娘・ぼたん。絆育む二人の前に現れたのは、復讐の原点・唐傘。憎しみ壊す戦いと誓いを護る戦いが交差する──。人と物。絆と恋の付喪ノ語り、覚悟を決める第六巻。
  • もののがたり 7

    488pt/536円(税込)

    常世と現世を繋ぐは、心を宿し器物――“付喪神”。付喪神に奪われた青年・兵馬と付喪神に守られた少女・ぼたん。二人は出逢い、六人の付喪神と共に暮らし、絆を育む。その絆を引き裂くのは、裏切りの三大付喪神・雅楽寮…そして、復活した復讐の原点・唐傘。ついに始まるぼたんの奪い合い――。物が奪い、物が守る。絆と恋の付喪ノ語り、過去に対峙する第七巻。
  • もののがたり 8

    488pt/536円(税込)

    常世と現世。人と物。その境をたゆたうは心を宿した器物、“付喪神”。付喪神に愛する者を奪われ復讐に生きる青年・兵馬。付喪神に愛され家族として共に生きる少女・ぼたん。出会い、絆を育み、変わりゆく二人。しかし、復讐の原点・唐傘の出現が、ぼたんを巡る新たな争いを生む――思いを堪え、想いに応える。絆と恋の付喪ノ語り、心定まる第八巻。
  • もののがたり 9

    513pt/564円(税込)

    常世より迷い出でた“稀人”が憑きし心ある器物“付喪神”―― 人ながら稀人を宿すことで“現人神”となり得る少女・ぼたんと、付喪神を常世に帰すことを生業とする青年・兵馬。ぼたんを現人神として覚醒させようと目論む唐傘の襲撃を乗り越え、絆を深める二人。だが、現人神の存在を巡る疑惑が束の間の平穏に影を差す――思い合い、計り合う。絆と恋の付喪ノ語り、信念と決意が交錯する第九巻。
  • もののがたり 10

    513pt/564円(税込)

    “付喪神”。それは狭間を漂う心宿し器物――人ながら付喪神を統べる“現人神”となり得る少女・ぼたんと、人ながら付喪神を常世に帰す“塞眼”として生きる青年・兵馬。二人はぼたんを育ててきた“婚礼調度”と共に暮らし絆を深める。だが、婚礼調度を処分しようと動く塞眼の実力者・八衢黒檀の前でその平穏は崩れ去る――絆と恋の付喪ノ語り、怒り沸き立つ第十巻。

レビュー

もののがたりのレビュー

平均評価:4.6 145件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 全16巻一気読み。
    ピーノさん 投稿日:2024/3/4
    【このレビューはネタバレを含みます】 付喪神、サイノメ、常世、現世など、人ならざるものとの因縁。 実に興味深い内容で、よかったです。 主人公のヒョウマは、朴訥で、不器用で、でもこうと決めたらひた走る愚直さもあってそこが好きです。 ヒロインのぼたんもかわいいし、人の気持ちを思いやれて優しい。 二人ともつらい過去があるけれども、それでも前をむき互いを信用して前へ進む。 はじめはこの2人の恋愛になるのかと思うくらい、色気もない感じだけど、婚礼調度の付喪神たちと一緒に過ごし、戦いの渦中に身をおき、苦難をのりこえていくうちに芽生えていくのがよかった。ラストの戦いで、婚礼調度をまとい挑むヒョウマ。 常世にぼたんを迎えに行き、彼女の告白の答えを返すヒョウマ。なかなかかっこよかったです。二人の婚礼後の縁側のシーンもぼたんの力強い言葉に涙するところもぐっときます。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 幾つもの縁が紡ぐ魂の物語
    まりかさん 投稿日:2023/10/4
    【このレビューはネタバレを含みます】 現代京都を舞台とする人間対付喪神のバトルアクションファンタジー。 付喪神を取り締まる「賽眼」岐家次期当主の兵馬と付喪神が集う長月家の主ぼたんが同居するところから、物語が大きく動き出します。 「婚礼調度」と呼ばれる長月家の付喪神達はその名の通り嫁入り道具一式を器とし現世に顕現しました。ぼたんを大事に育て良縁を願うとても優しくて強い神様達です。もうこの設定が見事にぶっ刺さりまして、1巻を試し読みした時点で即全巻購入しました。(現在3巻まで無料試し読みが出来ます) バトルシーンや主要人物各々の武器や技がカッコイイのは勿論の事、作画も見やすく綺麗。特にコマ割りと回想が挿入されるタイミングが絶妙だと思いました。 12巻の「ぼたんがある行動をした事を告げられた時の婚礼調度達の反応」と15巻の「兵馬が兄姉の形見の武器で敵の攻撃を閉じ返す」場面が特にお気に入りです。 物語中盤以降はぼたんの中に眠るモノを巡り、本当につらくて厳しい戦いの話が進行していきます。様々な思惑や罠が絡み合い戦況は悪化していくばかりで正直読んでてとてもしんどいものがありました。9巻あたりからずっと泣きながら読んでましたね。最終巻の表紙が最大のネタバレをしているのでそれを目指して一気に読み進め…られた訳ではなく、感情移入し過ぎて先に進めない場面がいくつもあって辿り着くまでかなり時間がかかりました。それくらい話に引き込まれましたし没入してしまったのです。 一進一退の戦況を打破するのは強く結ばれた縁の力でした。定番と言ってしまえばそれまでですが、読んでるこちらまで闇堕ちしてしまいそうな状況にこそ王道パターンは心強く胸が熱くなる展開でした。 本当に素晴らしい心が震える作品に出会えた事に感謝します。 続きを読む▼
  • (5.0) 完結読みました!大好き!
    みなさん 投稿日:2019/9/20
    【このレビューはネタバレを含みます】 知人に勧められて買いましたが、すごくストーリーが凝っていて面白いです!絵も綺麗だし兵馬くんがかっこいいだけでなく、ぼたんちゃん可愛いし辻ちゃん美しいし…婚礼調度は箱推しになっちゃうし…挙げきれないけどほんとに面白い!文句なしの★5です! 2023/12/15追記 完結と聞いてなかなか15.16巻が読み出せなかったですが…最高でした。あれ以上の被害が出なくてほんとに良かった…でも苦しい、兵馬くんの家族…それでもあんな立派に…(;_;)みんな可愛い孫みたいな気持ちで見てた…。これから幸せになってくれーー!!! 読み返してみたら在り来りな話かもしれないけど、話の展開とか絵柄とかストーリー、全部が噛み合ってて買ってよかったなと思ってます!! 続きを読む▼
  • (5.0) ストーリー、アクションともにかなり良い!
    マッキーさん 投稿日:2023/3/5
    アニメから気になって漫画を読みましたが、ストーリー、アクションともに非常に良く、引き込まれました!特に絵がキレイで読みやすく、キャラデザインも好きです。 ストーリーは兄、姉の復讐、敵討ちというわかりやすいストーリーですが、主人公が成長して いく過程で人間味を帯びていくのが魅力的でぼたんとの関係の進展も引き込まれます。読み始めた時は付喪神という設定やアクションシーンなど呪術廻戦を彷彿とさせましたが、読み進めるにつれて主人公とぼたんとの愛情や、ぼたんと長月家付喪神の家族愛のようなものが根底にあり、王道ですが読みやすく、はまりました! あまり話題になってないのが不思議なぐらい面白いです! もっとみる▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

付喪神との生活
分析:いっちゃん(シーモアスタッフ)
オニグンソウ先生が描く、人間とモノノケのいる世界の物語です。付喪神と呼ばれるモノノケを憎む塞眼の一族である兵馬が主人公で、付喪神と同じ屋根の下で生活することになったところから物語が始まります。モノノケと言っても恐ろしい描写ではなく人間的な見た目で、感情移入してどんどん読んでしまいました。

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アニメ化

「もののがたり 第二章」

【声の出演】

岐兵馬:大塚剛央 / 長月ぼたん:高田憂希 / 羽織:沢城みゆき / 薙:小林親弘 / 結:上田麗奈 / 硯:中島ヨシキ / 鏡:田中あいみ / 門守椿:大西沙織 / 門守大樹:金光宣明 / 門守松太:田渕将平 / 門守梅吉:高橋伸也 / 岐造兵:家中宏 / 岐隼人:高橋英則 / 岐鼓吹:潘めぐみ / 挂:楠大典 / 斎:田所あずさ / 唐傘の付喪神:日笠陽子

【あらすじ】

歳を経た器物は、やがて“心”を宿し、付喪神となるーー塞神より力を授かり付喪神と対話し、常世へ還す生業ーー”塞眼”。塞眼御三家の一つ・岐家の次期当主、岐兵馬は大切なヒトを奪われ付喪神を憎悪する。千年の都、京都で暮らす長月家の当主、長月ぼたんは”家族”として愛する六人の付喪神と共棲する。過去に囚われ、力ずくで付喪神を封殺し続ける兵馬に、祖父造兵は「彼らの声を聞き、導くこと」を指し示す。祖父が出す条件は今一度、付喪神を見極めるために居候として長月家で家族と共に過ごすこと。付喪神へ正反対の想いを抱く兵馬とぼたん。二人は出逢い、一つ屋根の下で暮らすこととなる。人と付喪神。縁を紡ぐ付喪ノ語り。

【制作会社】

BN Pictures

【スタッフ情報】

原作:オニグンソウ(「ウルトラジャンプ」集英社刊)

監督:木村隆一 / 助監督:大川貴大

シリーズ構成:大知慶一郎 / メインキャラクターデザイン:藤澤志織 / サブキャラクターデザイン:志賀祐香 / プロップ/アクションデザイン:渡部里美、楡木哲郎、仰木従士 / 色彩設計:木村聡子 / 撮影監督:大神洋一 / 編集:新居和弘 / 音響監督:菊田浩巳 / 音楽:神田ジョン、XELIK / 企画プロデュース:小学館集英社プロダクション

【音楽】

OP:メガテラ・ゼロ「誰が為」  / ED:田所あずさ「プライベート・ルーム」

【関連リンク】

公式サイト「もののがたり 第二章」

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