私好みの作品でした。画家さんって、どこか 神秘的で、常識から外れてて、絵を描き出したら無我夢中になるイメージがあって、ヒーローは それに加えて、母親の異常な愛情を受けて、外の社会を知らずに成長して、精神年齢が幼くって、という設定なのですが、
そこで ヒロインに出会って、少しずつ、大人に成長していくわけですが、ヒロインのピュアさが 後半 盲目になったことで より一層 目立ったと思いました。そこは モリエ先生のすこぶる技だと思いました。二人が出会って、二人が 少しずつ 近づいて、成長して、最後は 二人の幸せな姿が見れて、ほんとに一安心できました。他に一遍ずつ 短編が入ってるのですが、そちらも 力作だと思いました。
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