[さよならガールフレンド]すごく好きなお話です。いつだって定期的に読み返す。人に薦めるにはちょっと癖があるから難しいけど、自分の心の中にずっとある本です。このお話は百合ではないです。でも他の友達とは違う、名前の付けられない類いと思います。そ
れでも何となく恋の話ではないかと思うんです。閉塞的な田舎の女子高生。近所は皆顔見知り。どこの誰さんが何時スーパーのレジに入るかまで把握済み。おちおち買い物にもいけない。何買ったか知られて次の日には知らん人に昨日はお祝いだったの?なんてニコニコ言われる薄気味悪さを知ってるかい?これ全くの善意なんだぜベイビー。これを嫌悪する奴が間違ってるんだぜ。作中そこまで出てこないけど近いものを感じてそれだけで引き込まれる。だるいってずっと思ってた。淡々としてる描写がすごくよく分かる、しらーっと表層だけで息をしてた感じを思い出す。そんな中で町中で噂のビ○チ先輩と知り合う主人公。知り合い方も娯楽のない田舎感満載で分かる分かる。"彼氏"なるものを作ったものの好きとか嫌いとか云々の前に、まず男の子というものが理解不能。本気で"愛してる"なんて言葉を発するつもりか?意味知ってる?同じ言語を喋ってるのだけどこんなにも通じない。(まあそれはお互い様だったんだろうけど)。よっぽどビ○チ先輩の方が話が通じる。『わたしが男子だったら先輩とは絶対にやりません』その後に続くモノローグが堪らない。ああ。これも恋の1つなのではないか。そう思うんです。
[面影サンセット]リアル30手前女子の話。フィーヤンぽい。
[わたしのニュータウン]大人になって10代の頃の友情を続けるには特別な努力が必要と思う。
[ギャラクシー邂逅]電車ですれ違う男と女とあと男。
[まぼろしチアノーゼ]リアルしんどい女子大生。クズを責めても生産性がないのでクズに鴨られる自分を変えていくしかないのだ。
[エイリアン/サマー]思春期の男女の話、というには状況が特殊過ぎる。不憫な男の子(涙)。しかし彼はきっと強くなる!w。
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