(小説、1冊読みきりですが続刊もあり)。
順番はたぶん、
<白鷺シリーズ3冊(1キスは大事に→2夢はきれいに→3恋は上手に)→スピンオフ2冊(4平行線上のモラトリアム→5垂直線上のストイシズム)→6蜜は夜よりかぎりなく(後日談短編集
)→?>
前作白鷺3冊で出てきた脇役2人の話です。
出会いはそちらにありますが、特に色恋の話はなかったので、これから読むこともできます。
前作では人当たりの良いクッション的な弥刀でしたが、意外にも過去にトラウマが大きい。
そんな他人に見せないドロドロの内心状態で絡んだお気に入りの気性の強い青年。
2人の性格が全く違うけど、そこがまたいい。
前作の2人とはタイプの違う進展と展開です。
前作の人物たちもちょこちょこ登場するので、それぞれの性格の違いとか人間ドラマ的なところは白鷺シリーズを読んだ方にはなお楽しいです。
一応区切りの良いエンドですので本作1冊でも読めないことない。
その後の2人が気になるので、続きが楽しみです。
さらに後日談集の蜜は夜よりかぎりなくには、この2人の話もあります。
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