前編が無料だったので、後編のみ購入(ラノベクーポン利用)。訳あってヤクザの組長の次男坊(兵助)が、無能でダサいダメ男を演じているというお話です。本当はイケメンで有能でケンカ強くてモテ男なのに、その魅力を一切封印して世を忍んでいるところは、に
やま先生の「そんなに言うなら抱いてやる」のニンニンを思い出してしまいました。言動は演じれるかもしれないけど、高身長とか鍛えられた肉体とかイケメンな顔立ちとかは、だて眼鏡や服装だけではなかなか隠しきれないような気がしますが、そんなギャップがあったら素敵だなと思います。お相手の高杉さんもイケメンで優秀な方なんですが、兵助の前では敬語で丁寧な言葉遣いなせいか、文章から受ける印象がオネエっぽくなってしまうんですよね。部下の前では荒々しかったりするけど、その人物像がいまいち私の頭の中でまとまらなかった感じです(私の読解力不足かな)。私の好みとして、高杉さんにはもうちょっと兵助を焦らして欲しかったので、評価は4.5です。
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