初めて拝読した作家さんでしたが、限られたページ数でここまでのお話を作り上げられたところにかなり力量のある方だとお見受けしました。
ちょうどこのお話を購入する前に同じく中華もののヒロインとヒーローの愛憎劇のお話を読みましたが、こちらのお話の
方が断然面白く、一気に読んでしまいました。
愛憎ものは大概安っぽい台詞回しに釈然としない理由付けでグダグダな終わり方をするところですが、このお話にはそれを感じることなく、エロも取って付けたような感じでもなかったので、ここ最近のTL小説では一番読み応えありました。
強気なヒロインや重い話が苦手でなければ、暇潰しにでも手に取ってみられは如何かと思います。
もっとみる▼