最近の日本の商業BL小説ではサッと済ませてしまう、または描写しないような細やかな心の流れが本作には描かれています。人が(私が)忘れてしまった優しさを思い起こさせてくれました。あと、日本の文化(漫画アニメ)を褒めてくれて自分のことのように嬉し
かったです。中国韓国はBLの話の中でも歴史的背景からか否定的にネタにされ、ぼやっと理解し読み進めるも、どこか苦しかったのだと、先生のあとがきを読んでて思いました。弟くん、お兄さんのお話も是非心待ちにしております。改めて翻訳下さった事に感謝致します。良い時代の流れにいられて幸せです。
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