ヒーローは一見チャラいけど中身は意外と男らしく、優しくて気遣いも行き届いていて、それでいてヒロインにロックオンしたあとの執着強め溺愛と絶倫はまさにラノベ王道のイケメン王子様。
素直でちょっと流されやすいヒロインをあの手この手で言いくる
めて丸め込んでいくのも王道展開で、そうそうこれこれ!って感じで最高でした。
二人の家族も友人たちもみんな良い人で、ウザい悪役はいないし、面倒な事件も余計なすったもんだもなく、最後までストレスなく安心して楽しめました。
貴族社会とか公爵令嬢とか王太子とか、時代や文化設定がかなり自由で緩かったようには感じたけれど、それはこのお話はそういう世界なんだと思えば良くて、何よりストレスフリーでラブラブとかキュンとか萌えが大量補給できるのがほんと良かった。
この作家さんの創るお話のこういうところがとても好きです。
買ってよかったし、幸せな気持ちになりたいときなんかにまた読み返すと思います。
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