被害者と加害者家族。幼い頃、交通事故で両親を失い自身も大怪我火傷をし身体に大きな痕が残ったヒロイン。叔母の養女となり姓も変わって18年。珈琲館のオーナーとして生活しているところに近所の会計士が通い始め常連さんとなり、ヒロインに惹かれお付き合
いが始まる。付き合いが深まるにつれてヒロインは元彼に傷つけられた辛い過去を思い出し、積極的になれず別ればかりを口にする。会計士のヒーローはヒロインのそんな過去を一掃してしまうほど優しく心からの愛情を注ぐ。そんなヒーローにどんどん惹かれていくヒロイン。でも、ヒーローは口に出せない真実に気づく。ヒロインの両親の事故は自分の父のせいだと。罪悪感でも同情でも無く真摯にヒロインに惹かれ愛を伝えるけど頑なに拒否られ、別れを選ばざるを得なくなる。確かにこれは難しいよね。どこまで行ってもついて回る思いをどうやって振り切るのか。ヒーローの愛情の深さ、ヒロインの心の広さ。2人の前向きな思いに感動します。
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