苦労して日本に戻る客船に乗った千晶を一方的に罵る伊織。これはもしかするとですね、ケンカップルでしょうか?そんな期待を持って読みました。千晶も伊織も真面目だけれどちょっと意地っ張りなのか。すぐぶつかってしまう。それぞれが色々と思うところがあっ
ても、言葉にしなかったことは伝わらないから険悪にもなってしまう。でも、間にいた真一には、わかっていたみたい。時代が同じなので、あの一族の和貴さまがチラリと出てきました。本作は過去作に書き下ろしを加えたものだそう。楽しく読ませていただきました。千晶が伊織の手管でとろとろになります!そうです。ハジメテなんですよね。かわいいです。榊空也先生のイラストが素敵で、作品世界に合ってます!
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