しばらく桐島と高橋のことは読み返せないなと思っていたのですが、先日、フォローさんのレビューで「しのぶれど〜」の和歌のことを目にして、「しのぶれど」と「貴様と俺」を読み返したんです。(「白の無言は」は無理でした…)本当に、この頃が一番幸せなと
きだったんだろうな、としみじみ。そして、「貴様と俺」の巻末に描かれた、白いランニングシャツ姿で本を読む桐島に涙…。フォローさんが、桐島のお母さんの心情についても触れていましたが、境遇にかかわらず、天真爛漫に生きておられた(そう見えた)お母さんのその後を思うと本当に辛いです。でも、そう感じたのもフォローさんのレビューあってこそ。桐島と高橋の物語が、より一層、深みと重みを増しました。ありがとうございます。
読み返してから、言葉にするのに1週間かかった。。。
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