飴シロさんの作品は香る獣を読んで好きになりました。
この作品は話が唐突な起承転結の起から始まります。
兎に角、人物が愛らしい！しかし、チャンとガッシリと漢！表情とかに目に気持ちがうかがえて何度か見返しました。敦君の涙を思わず受けとめてあげた
くなります。二人の不安や自信の無さが角張った感じに映り、二度読みで読み解くと若さの表現と云うか二度、三度オイシイ作品に感じます。更にはもうちょい深く知りたくなります。
新しい恋に途惑う敦君の可愛い葛藤と司君の見え隠れする執着嫉妬心はページをめくらせる味付けとして最高でした。
紙媒体で買い戻し読みしたいです。
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