異世界【恋愛】ではなく、【偏愛】。という事で、アブノーマル系の異世界話でしょうか。お目当ての作家さんのお名前があったので2巻のみ購入しました。コミカルなギャクはあれども、オチは個人的好みのハッピーエンドやほのぼの系とは程遠く、もしかしたら一
般的にも読み手を選ぶ系統かなと思うのですが、作家様方は、自由に描けるお題だったようで、大変楽しそうでした。2巻単品に関しては、相思相愛というより、一方的な「その愛(性癖)、クソ重いわ!!」を押し付けて、あっという間に成就させちゃっているパターンの作品が多かったかな。2巻に限ったお話かもしれませんが、1巻と3巻も似たパターンなのかな? でも美しい背景描写、笑顔から絶望まで豊かな表情のキャラ、その世界観に魅せられる筆力のお話もあり、「買って損した」感は少ないです。アンソロジーは本命1作、掘り出し1作あればお釣りが来ると信じています。そのくらいの譲歩と妥協がなければ、アンソロジーに手を出す行為自体、くじ運要素が強過ぎて、ツライ結果になりますよね……。そもそも単話販売して頂けたら……うう……うっ、何でもないです。
もっとみる▼