先生初めてのBL単行本ということでしたが、画力が素晴らしく安定して綺麗で読みやすくて、ファンタジーですが設定が理解しやすく、お話も面白いです！先生が折返しで、二人の恋の行方がどうなるかわからないとおっしゃっていたので、この巻ではくっつかない
と初っ端に知れて、ケンカばかりの二人を焦らずじっくり楽しめました。梅彦くんがお兄ちゃん気質で良いですね！面倒見がよくみんなに優しくてあったかくて、差し出せるものは何でも差し出す感じ。ガタイがかなり良く見た目は普通の男の子、なのに聖女っていいですね。おせっせのときめちゃめちゃ色っぽくてギャップが最高です。絵がお上手なので、完全白抜き修正がもったいないと感じました。
梅彦くんの「友達」発言で、あんなヤリまくってて友達？？？となりましたが、どっちも恋愛初心者っぽいから仕方ないのかな。
テオドロスは超ツンツンだけど性格が悪いわけでなく、ほんとに対人関係下手なんですね。自分の中の独占欲に気づいたからには、攻として覚醒するのでしょうか？孤独な努力家の彼が幸せになる姿を見たいです。
魔力供給の為の性行為だけで繋がる二人が、今後どんなふうに恋愛へ発展していくのか楽しみに、次巻を待ちます。
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