以前 作者さんの他作を読みその純度の高さにあてられ、次読もうと思っていた作品が本作の1作目に収録されており購読。
【1・ななしの恋人】
【2・幽霊屋敷ラブロマンス】
【3・フランケンシュタインの友人】
【4・友人の式日】
以上4つ
のお話からなる短編集。
1・2は単独別売あり。3は「人でなしの恋」に収録。
詳しくは紹介文をどーぞ。
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尊い、切ない、やさしい、繊細などが、全体を通しての手触り。
だけど、その味付けに作者さんの独自性を強く感じる。
"具合"というか"角度"というところで。この辺りは好みは別れるとは思う。
あと、
粋な言い方ではないが、各話 BLとヒューマンとの縁(へり)を上手く綱渡りするような。良作だと思う。
思いやり、思いやられ、通じ合い。
その描かれ方がものすごく丁寧。
なのに、エンディングはちょっとふわっとしており明るく、読後感は極めて良い。
特に1、4話目(←表題作)が好きです。
………4話ね!!ほんとにね。。
(176p)
―――《余談》ーーー
作品自体の話ではないのですが、
各々がどこかに収録されているかな?と調べようとして、作者名をタップすると最初に書いた自分が以前 購読した作品の表記がなく。
本棚から行くとまだ配信ありでした。
これ、同作者の他作品探したい時、不便かなぁと思ったり、、などしました。
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