運命とか奇跡と呼ぶにはおかしな出会い方で。しかも悪女避けの作戦としての求婚…?砂漠のプリンスとの電撃婚って話の割にロマンス色が薄いかな…?と、最初は思いましたが、短い話数の中でだんだん想いが深まっていくのが感じられて良かったです。
それ
にしても、元婚約者のアンバーの悪女っぷりはすごいというか…欝陶しい執拗さで。
だからって婚約者に裏切られたばかりの主人公を利用するのは酷くないかな?って感じではありましたが。でもまあ確かに、自分の実の兄王子に夜這いかけてセックスしたとか…そんな事得意気に話す女と結婚したくない気持ちは分かるかも…?
主人公がアンバーにデタラメ吹き込まれて揺れるシーンとかは、共感を覚える…のを通り越して腹立たしいくらいで。自分の容姿に対するコンプレックスを、モロに刺激するような美女に言われたら…。自信のなさがそのまま疑惑と不信になってしまうのも仕方がないというか。
そんなこんなで残りページが僅かになっても2人の仲が拗れたままで、どう締め括るのかとちょっとハラハラしちゃいました
ちゃんと愛し合ってる事が確認できてひと安心!なハッピーエンドでした。
ちなみに、主人公に色々アドバイスして支えてくれる王子のお祖母さんが、この話の中で1番好きなキャラです。強い女って感じが格好良くて
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