木下けい子先生大好きです〜! はい、恒例のけい子先生の作品レビューは先生への愛を叫んでから始めます。年始に、ある有名BL作家さんのTwitterスペースを聴いていて、頻繁に読み返すものは何?という質問に木下先生の作品を上げられていて嬉しくな
って私も読みました。木下先生はコンスタントに新作を描いて連載も続けていてくださっていて、メディアやグッズ展開よりも漫画作品が読みたいファンとしてはほんとうに有難い作者さんです。
天才なんでもできちゃう高飛車俺様な教授戸高と就職活動に苦労している大学生名波のお話。料理上手で世話好きの名波は、お父さんの紹介で戸高の元でアシスタントという名前の雑用係として働くことになる。戸高がとにかく横暴なやつで雇い主としてはほんとどうかと思うレベルなんだけど、ラストのほうで恋人としてはなかなか可愛いやつなんじゃないかと思い直した。名波が彼の真髄を一言で言い切ってて、あ、これならふたりうまくいきそうだな、と。けい子先生作品でよく見られるうわーこっちが照れる本を閉じる〜、っていう、胸キュンシーンがあるタイプの作品ではなかったので星4.5にさせてください。
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