この作者の「ノストラ探偵団」という作品にゲスト出演した「オレンジ国」の人たちを主人公とした作品です。どちらの作品が先に作られたのか知らないのですが、絵柄からしてこちらの方が後なのでしょうか?もしそうだとすると、「ノストラ探偵団」が読者に受け
入れられて(単行本が複数巻出ているのでそうだと思います)、結果この作品を描くことができたのではないでしょうか。そのためかこの作品「ノストラ探偵団」以上にギャグのオンパレードになっていて、私としては非常に楽しいうえに笑えます。どのようなギャグなのかは文章で読むよりも無料立ち読みで確認した方が早くて確実です。とても楽しい魅力的な登場人物たちを簡単にあげてみます、それぞれ個性的な「クライブ王子」「クロル王子」、クライブ王子の元影武者なのに何故か王子よりも偉そうで怖い「ロブ」、「たのもしい」ボディーガードの「レイスベルヘン」、「恐怖の大王」であるオレンジ国の「王様」、そしてダイダイ青年団を恐怖に陥れるオリンゴ国の「ハマータ姫」、等々、それぞれが一作品の主役をできそうな濃い(恋?)人たち。個人的には「レイスベルヘン」に幸せになって欲しい。この作者はストーリー漫画も描きますが、ギャグ漫画の代表作として一読して欲しいです。
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