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作品内容

彼は、脊椎カリエスで一年休学した、一つ年上の同級生。蝋みたいな肌に、薔薇色の頬…別世界の住人のような佇まい。誘う彼。惹かれる僕。花に蕩ける蜜蜂のように。「…ね、次はもっと深く…してみない?」僕の射精を口で受け止めながら、彼はー。それは性愛なのか、恋愛なのか。小野塚カホリが描く、堀辰雄が記した脆く儚い思春期の秘め事。

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簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • 燃ゆる頬 1巻

    800pt/880円(税込)

    彼は、脊椎カリエスで一年休学した、一つ年上の同級生。蝋みたいな肌に、薔薇色の頬…別世界の住人のような佇まい。誘う彼。惹かれる僕。花に蕩ける蜜蜂のように。「…ね、次はもっと深く…してみない?」僕の射精を口で受け止めながら、彼はー。それは性愛なのか、恋愛なのか。小野塚カホリが描く、堀辰雄が記した脆く儚い思春期の秘め事。

レビュー

燃ゆる頬のレビュー

平均評価:4.3 17件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 花から蜜蜂になった少年。
    オレンジさん 投稿日:2022/6/23
    【このレビューはネタバレを含みます】 男子校寄宿舎での少年の成長が描かれています。少年特有の同性への憧れや性衝動を経て、体の成長に伴い芽生えていく自尊心が、自分と相手を傷つけていきます。凄く繊細なのに同時にふてぶてしさも感じる主人公がリアルで良い。少年期って支離滅裂なものですよね。ラストで少年は何もかもをのみ込んで、やっと完全な大人となったように見えました。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 瞬くような青春の残酷さ
    ベグさん 投稿日:2021/9/12
    【このレビューはネタバレを含みます】 以前、『美剣士』を読んで衝撃を受けた作者さんで、フォローしている方のレビューで、こちらも読んでみたくなりました。(読み放題対象) 「少年愛」の世界というものに触れてこなかった者としては、その世界の尊さを読み取ることはなかなか至難の業であり、その世界を知って浸れることを羨ましくも思います。 そんな私は、フォローさんとは違う読み方をしていて…。「死」よりも主人公の虚無を感じさせる中にある「生」を印象付けられました。サナトリウムの白樺荘で出会った17歳の少年を三枝と重ね、解放的な眩しささえ感じる少年の姿を目にした彼のモノローグは、二通り。「居場所を見つけた」と思うも、すぐに「阿呆だ」と打ち消す。三枝といながら、旅先で出会った少女に目と心を奪われた彼の本音が漏れる。あの時の、彼にとっての本当の意味での性への目覚めは、責められるものではなく、ただ、寄宿舎という環境に流される若さしか持ち合わせていなかっただけなのだな…と。そのときの燃える頬は、今はない…。最後まで三枝に返事を書かず、すでに「青春」のときを終えた彼は、例え病が回復せずとも、三枝の元へ自らいくことは選ばないのではないかと、そう思いました。 ただ、病に臥せ、そこから抜けられなかった三枝の姿、想いは、本当に辛く、若さを呪ってしまいます。痛みに耐えながら手紙を書く三枝に、叶わぬ青春(恋)の残酷さを突き付けられます。三枝と同じ病を患い、臨終近くまで書くことで自らを保っていたとされる正岡子規のことを思い出し、あぁ、なぜ彼は三枝に返事を書かなかったのか…と、三枝を想うと、ただただ胸が詰まります(でも、17歳の私も書けなかったかもしれない)。三枝の死の真相は分からないけれど、「明日こそ」と思いながら、届かぬ返事に絶望を募らせたに違いなく、自分を保つこともできなくなってしまったかもしれない。なんとも、やるせない余韻が残ります。 物語の雰囲気に絵がぴったりとハマっていて、惹きこまれました。花と蜜蜂の描写、「ちょっといじらせない?」が特に残っています。とても良かったです。 ちなみに、フォローさん、主人公の彼は「君」「お前」「あなた」「僕」でした。私は、兎の面を付けた彼が気になってしまって…困っています 続きを読む▼
  • (5.0) 秋付いた夜にはぴったりかな…と。
    Anno//さん 投稿日:2021/9/12
    【このレビューはネタバレを含みます】 (読み放から…)恥ずかしながらジブリ映画の「風立ちぬ」で知った作家 堀辰雄。原作が彼の作品だと知って読んでみました。作画は小野塚カホリ先生だからか時代を感じさせない、異国の様な世界観の物語でした。 作品レビューでたまに「このジュネ感が良い」という言葉を見ると、ああこの方は少年愛を知ってられるんだな…と、勝手ですが尊敬の念を覚えます。それは、少年愛の「尊さ」=ジュネの誕生を肌で知っているからで、私はもう多様化された頃の少年愛なら知っているのですが、何が尊いのかは明瞭出来ません。(だから、萩尾望都先生の著書「一度きりの大泉の話」を読みました。)この物語の少年たちの恋愛や死というものの世界観がとても美しく…そして切なくて、だからかあまりにも辛過ぎる数ページは読めずに飛ばしてしまいました。 ある寄宿舎のある私立高校、主人公の「君」とひとつ年上で同級生の三枝さん、2人の物語。 自死というものには2つの意味があるのでは…とこの作品を読んで思いました。ひとつ目が、もう消えてしまいたい…という死、ふたつ目が、私の事を忘れないで…という死。この作品の死は後者の様に感じ、それを1番分かっていたはずの君は、それに目をそむけ…三枝さんがどんな気持ちで病室に居たのかを、最後は自らそれを体験して…たぶん彼と同じ道を行くのかな…と。(自死か病死かは分からず…退院は…どうかな。)最後が「死」というのであれば、ある意味ハピエンでは…と思いました。物語の雰囲気の中にある真実は、雲を掴む様で…そんな風に感じながら読むこの作品は、隅々まで切なかったです。 三枝さんからの手紙を読まない主人公、それはその時女性と付き合っていたからでしょ…君。(小野塚先生の描写が素敵だった) 旅行に行こう、と言った三枝さん…2読目で気が付きました…再発したんですね…。 男の恋愛なんて出して終わり…の下りも、良いなぁ… と思いました。秋らしい純文学でした。 続きを読む▼
  • (5.0) 切なく哀しい。等身大の少年のズルさ。
    lvivさん 投稿日:2016/6/15
    225ページ、1冊表題作。 病弱少年の弱さが、とても切なく哀しかったです。 寮制男子校の少年達の恋。 好奇心、友情以上の想い、独占欲、嫉妬、性成長期。 ウブで無邪気だった少年が、男なら誰しもあるズルさと男のプライドを持つ普通の人間に なっていく現実が、残酷でした。 傷を見せたのが、より一層哀しくなります。 先輩に住所を教えなかった主人公に彼の幼さが現れ、等身大の少年期の未熟さにも思えました。 物語ではハピエンな展開が多いですけど、現実的にはこういうケースの方が多いんでしょうね。 美少年もでしたが、作者さんは男のズルさを描くのが上手いですね。 特別な話ではなく、男性は女性にはない見栄とプライドがありますから、こういうズルさはほとんどの男性が持っていると思う。 。。ところで、よくBLでノンケを嫌うゲイの話が多いけど、最もだと思い知らされた気がします。 もっとみる▼
  • (5.0) 凄い
    たまきさん 投稿日:2016/12/6
    堀辰雄と言えば、「風立ちぬ」が有名で 「燃ゆる」は今回が初読みです。 掘本人が結核を患い、 死がすぐ横にある状態での執筆ですから 作品は死と生とが入り混じり、切ないまでに刹那を切り取っていて 最後まで読むと若干滅入ります。 明るい作品を好む方には向きませんね。 でも、その世界観は深くて魅入られます。 それを小野塚さんの耽美的な絵が彩っていて凄く素敵な作品でした。 読み放題対象ですが、 昭和初期の文学小説がお好きな方には是非オススメしたいです。 もっとみる▼
  • (5.0) 三枝美しい〜!!
    さきにゃんさん 投稿日:2016/11/3
    堀辰雄じゃないですか!まさか漫画化されてたとは知らず、偶然読めてラッキーでした!すごく面白かったです!原作よりずっとドラマチックに仕上げられてますね!絵も美しく、BLらしく絡みも多くて正直驚きました!花から花に自由に移る蜜蜂のような主人公の ズルさ(男の性欲)が、すごく解りやすく描かれていました。小野塚さん凄すぎる〜!最高でした! もっとみる▼

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