一冊表題作187p。表向きは政界のプリンス、裏では汚職も厭わない美人政治家の築山(受)と、彼に恩があり忠実に指示に従う秘書の三邑(攻)。三邑は築山の身の周りの世話(性処理含む)をしており、それを喜びに感じていた。しかし築山に政略結婚の話が浮
上すると、三邑は「自分は捨てられるのではないか?」という不安に駆られ、築山を裏切る行動をとる…というお話。なんと言っても絵が綺麗!!築山は魔性の美人だし、三邑は無表情で寡黙ながらも大型犬的なイケメンワンコだし、二人の体格も丁度良い。表情の描き分けも上手で、築山の普段の悪人顔と、行為中に感じてる表情のギャップが良かったです!Hシーンも大変エッチでした!メインカプの他に、一瞬だけ党の重役×築山のシーンが入りますが、それも美と汚のコントラストがいやらしくて良かったです。ストーリーは意外性こそ無かったものの、起承転結がわかりやすく、またなんだかんだ二人とも素直な性格なので、最後は清々しい気持ちで読み終えられました。展開的に続編は無いと思いますが、もし出れば絶対買いたいほど大満足でした!
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