怖くても悲しくても本当の自分の感情を認めてあげること。大事な人には怖くても悲しくても話していくこと。自分に正直に暮らしていくこと。それができたら、本当の意味で自分を大切にできると思う。もし失敗しても、悔いも残らない。
「自分を本当に愛する
」ってことは、勝手に周りの人も大切にしてしまう魔法なんだと思う。それは自分勝手でも自己中心的な態度でもないし、自分に無理もしていないし、且つ誰も悲しませない結果につながっていく。それは当然の帰結であり、自分や自分の大切な人を幸せにする唯一の方法だと思う。
主人公は辛くて疑心暗鬼になっても、相手を責めなかった。最初は自分の中だけで苦しんでいたが、自分を見つめて、整理できていない混沌とした感情を受け入れた時、初めてありのままの自分の気持ちを正直に相手にぶつけることができた。自分のことも相手のことも大切にできる姿勢を持った、とても勇気のある主人公だと思った。ブラボーです。
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